その日から、アンナは私と伊織と三人で非常階段でご飯を食べるようになった。
私は、アンナとちゃんと知り合ってから、時間はそんなに経っていなかったが、何処か波長が合って急激に仲良くなっていた。
そして、仲良くなった理由はもう一つあって、私はアンナの描く漫画が大好きでファンになってしまった。それは、伊織も一緒のようで、私と伊織はアンナの描いた漫画を奪い合うように読んでいた。
アンナの描く漫画は基本、ファンタジーだったが、設定が凝っていて最後まで結末が読めず、続きが気になって仕方なかった。
ある日、アンナが私に言った事があった。
「この主人公は、詩歌がモデルなんだよ」
アンナが私にそんな事を言うので、私は少し驚いた。その主人公は『カエデ』という名前の女の子で、見た目はボブで、まるで中学の時のような私の容姿をしていた。
「でも、ちょっと可愛く描きすぎてるね?しかも性格もかなり気が強くない?」
「何言ってるの?詩歌のまんまだよ!私は中学の時、少し詩歌に憧れてたんだよねぇ、、、本人に言うのは凄く恥ずかしいんだけど!」
「私に?憧れる要素あった?中一までは問題児としか思われていなかったけど?」
初めてそんな事を言われたので、私は少し戸惑っていた。とにかく私達双子は、響の方が男女ともに人気があり、私はただのやんちゃな乱暴者としか思われていなかった。
「まあ、バスケがズバ抜けて上手かったし、それに言いたい事をはっきり言える所が羨ましかった。私はそういうタイプじゃなかったから。
だから、この主人公の"カエデ"も、自分の意見をしっかり持って、自分自信で運命を切り開いていくの」
「運命を切り開いていくかぁ、、、。確かにそんな感じだね。魔法に頼らず自力で困難を乗り越える姿が新しいよね」
「そうだよ。だから詩歌も今はクラスでこんな事になってるけど、切り開いていこうよ」
アンナがそう言って私を見つめて笑うと、私はそれだけで、他の女子に何か言われてもどうでも良いような気になった。
私はクラスでは相変わらず、ヒソヒソと聞こえるように悪口を言われたし、提出したはずのノートを捨てられたりしてたが、アンナと伊織がいてくれたので、何とか学校へ行く事が出来ていた。
私は、アンナとちゃんと知り合ってから、時間はそんなに経っていなかったが、何処か波長が合って急激に仲良くなっていた。
そして、仲良くなった理由はもう一つあって、私はアンナの描く漫画が大好きでファンになってしまった。それは、伊織も一緒のようで、私と伊織はアンナの描いた漫画を奪い合うように読んでいた。
アンナの描く漫画は基本、ファンタジーだったが、設定が凝っていて最後まで結末が読めず、続きが気になって仕方なかった。
ある日、アンナが私に言った事があった。
「この主人公は、詩歌がモデルなんだよ」
アンナが私にそんな事を言うので、私は少し驚いた。その主人公は『カエデ』という名前の女の子で、見た目はボブで、まるで中学の時のような私の容姿をしていた。
「でも、ちょっと可愛く描きすぎてるね?しかも性格もかなり気が強くない?」
「何言ってるの?詩歌のまんまだよ!私は中学の時、少し詩歌に憧れてたんだよねぇ、、、本人に言うのは凄く恥ずかしいんだけど!」
「私に?憧れる要素あった?中一までは問題児としか思われていなかったけど?」
初めてそんな事を言われたので、私は少し戸惑っていた。とにかく私達双子は、響の方が男女ともに人気があり、私はただのやんちゃな乱暴者としか思われていなかった。
「まあ、バスケがズバ抜けて上手かったし、それに言いたい事をはっきり言える所が羨ましかった。私はそういうタイプじゃなかったから。
だから、この主人公の"カエデ"も、自分の意見をしっかり持って、自分自信で運命を切り開いていくの」
「運命を切り開いていくかぁ、、、。確かにそんな感じだね。魔法に頼らず自力で困難を乗り越える姿が新しいよね」
「そうだよ。だから詩歌も今はクラスでこんな事になってるけど、切り開いていこうよ」
アンナがそう言って私を見つめて笑うと、私はそれだけで、他の女子に何か言われてもどうでも良いような気になった。
私はクラスでは相変わらず、ヒソヒソと聞こえるように悪口を言われたし、提出したはずのノートを捨てられたりしてたが、アンナと伊織がいてくれたので、何とか学校へ行く事が出来ていた。



