次の日から私は、伊織の為にお弁当を作った。伊織の為と言っても、いつも自分のお弁当も作っていたのでそのついでだった。
けれど、伊織は私が作ったお弁当を異常に喜んで口にした。どうやら普段はバイト先のお弁当を食べているらしく、手作りの物を食べる事自体が殆どなかったらしい。
「こんなの見られたら、更に悪口言われるんだろうなぁ、、、」
「何が?」伊織が私の作った卵焼きを食べながら、私に聞いてきた。
「伊織にお弁当を作って一緒に食べてるとか知られたら、本当に刺されそう」
「そうなんだよ。俺って?本当にモテちゃってるからね?喜べよ学校一の男とご飯が食べれるなんて、幸せもんだぞお前は」
「言い過ぎだねそれは。そこまではモテてないから」
「はぁ?俺の魅力に気づいてないの、お前ぐらいだからな?」
そんな馬鹿な事を伊織が言った時、私達の座っていた非常階段の所にいきなり人影が現れた。
私は、伊織と一緒の所を見られてまずいと思って、思わず飛び上がったし、そんな私を見て伊織も食べていた卵焼きを喉につまらせた。
「詩歌!?こんな所にいたんだぁ!」
こんな風に私の名前を呼んでくる人は、今のクラスメイトにはいるはずがなかったので、少し面食らっていると、目の前にいるのはアンナだった。
アンナは、私達を見ると「やっとみつけた!」と叫んだ。
「どうしたの?こんなとこまで」
思わず私が言うと、アンナが私と伊織がニ人でお弁当を広げている姿を見てハッとした顔をした。
「もしかして、ニ人付き合ってる?私邪魔しちゃった!?」
アンナがそんな勘違いをするので、私は慌てて思いっきり首を振った。
「違う、違う!そういうんじゃなくて、私がいまクラスの女子にハブられてるから、伊織が気を遣ってここで食べてるだけ!」
私の言葉にアンナが直ぐに心配そうな表情に変わった。クラスの違うアンナは、私が女子に虐めにあっている事を知らなかったようだ。
「大丈夫?そう言えば、女バスの子が言ってたかも。四組の女子が全員で誰かシカトしてるって、それ詩歌の事?」
「まぁ、そうかな。だからこんな所でご飯食べてるんだけど。アンナも女バスだから、私と一緒にいる所見られない方がいいかもしれないよ?」
今年の女子バスケ部は人数が多かった。
バスケ部の子に目をつけられたら、私のようになってしまう可能性が高かった、、、。
「何言ってるの?詩歌らしくないよ!あれだけバスケの試合中に、不正には正義で歯向かっていったのに、今は何もせずにやられたまんまなの?」
アンナにそう言われると、確かにこんな所で隠れてご飯を食べている私は、自分らしくない気がしていた。けれど、とにかくこれ以上事を大きくしたくはなかった。
私が今学校で問題をおこしても、母をフォローしてくれる響はいないのだから、、、。
「うん、、、。今はとにかく大人しくしてようかなって思ってる」
「まあ、俺と一緒に昼飯食べたいんだろ?」
「それは、別にないけど、、、」
「はぁ?」伊織が私の方を睨んでいたけれど、敢えて無視をした。本音を言えば、伊織がここで一緒にご飯を食べてくれるのは嬉しかったけど、本人には素直になれなかった。
けれど、伊織は私が作ったお弁当を異常に喜んで口にした。どうやら普段はバイト先のお弁当を食べているらしく、手作りの物を食べる事自体が殆どなかったらしい。
「こんなの見られたら、更に悪口言われるんだろうなぁ、、、」
「何が?」伊織が私の作った卵焼きを食べながら、私に聞いてきた。
「伊織にお弁当を作って一緒に食べてるとか知られたら、本当に刺されそう」
「そうなんだよ。俺って?本当にモテちゃってるからね?喜べよ学校一の男とご飯が食べれるなんて、幸せもんだぞお前は」
「言い過ぎだねそれは。そこまではモテてないから」
「はぁ?俺の魅力に気づいてないの、お前ぐらいだからな?」
そんな馬鹿な事を伊織が言った時、私達の座っていた非常階段の所にいきなり人影が現れた。
私は、伊織と一緒の所を見られてまずいと思って、思わず飛び上がったし、そんな私を見て伊織も食べていた卵焼きを喉につまらせた。
「詩歌!?こんな所にいたんだぁ!」
こんな風に私の名前を呼んでくる人は、今のクラスメイトにはいるはずがなかったので、少し面食らっていると、目の前にいるのはアンナだった。
アンナは、私達を見ると「やっとみつけた!」と叫んだ。
「どうしたの?こんなとこまで」
思わず私が言うと、アンナが私と伊織がニ人でお弁当を広げている姿を見てハッとした顔をした。
「もしかして、ニ人付き合ってる?私邪魔しちゃった!?」
アンナがそんな勘違いをするので、私は慌てて思いっきり首を振った。
「違う、違う!そういうんじゃなくて、私がいまクラスの女子にハブられてるから、伊織が気を遣ってここで食べてるだけ!」
私の言葉にアンナが直ぐに心配そうな表情に変わった。クラスの違うアンナは、私が女子に虐めにあっている事を知らなかったようだ。
「大丈夫?そう言えば、女バスの子が言ってたかも。四組の女子が全員で誰かシカトしてるって、それ詩歌の事?」
「まぁ、そうかな。だからこんな所でご飯食べてるんだけど。アンナも女バスだから、私と一緒にいる所見られない方がいいかもしれないよ?」
今年の女子バスケ部は人数が多かった。
バスケ部の子に目をつけられたら、私のようになってしまう可能性が高かった、、、。
「何言ってるの?詩歌らしくないよ!あれだけバスケの試合中に、不正には正義で歯向かっていったのに、今は何もせずにやられたまんまなの?」
アンナにそう言われると、確かにこんな所で隠れてご飯を食べている私は、自分らしくない気がしていた。けれど、とにかくこれ以上事を大きくしたくはなかった。
私が今学校で問題をおこしても、母をフォローしてくれる響はいないのだから、、、。
「うん、、、。今はとにかく大人しくしてようかなって思ってる」
「まあ、俺と一緒に昼飯食べたいんだろ?」
「それは、別にないけど、、、」
「はぁ?」伊織が私の方を睨んでいたけれど、敢えて無視をした。本音を言えば、伊織がここで一緒にご飯を食べてくれるのは嬉しかったけど、本人には素直になれなかった。



