「ねぇ、佳月、灯ちゃん駅まで送っていってあげなよ。もう夜遅いし」
母が水上を起こすと、水上はやっと目を覚ました。そして、俺がいる事に少し驚いていた。
「あれ?成瀬君もう帰ってきたの?あーよく寝た!急に眠くなっちゃったんだよね。ジンジャエールにアルコール入ってたのかな」
「馬鹿な事言ってないで、ほら帰るぞ!」
水上は面白いから、サンタの格好のまま電車に乗ると聞かなかったが、俺は恥ずかしいから辞めとけと言って、サンタのコスチュームを脱がした。
喫茶店の外に出ると、雪はだいぶ弱まっていた。
「ホワイトクリスマスになったね!!成瀬君良かったね!茜先輩プレゼント喜んでた?」
「ああ、めちゃくちゃ喜んでたよ」
「へぇ〜やるじゃん!そう言えばね、風ちゃんと一緒にクッキー焼いたの。これ成瀬君のぶん」
水上が俺に渡してきたクッキーは、ツリーの形や、星の形をしたクッキーで、クオリティーが手作りにしてはかなり高かった。
「これ手作り?凄くない?」
「でしょ?私達音楽の才能以外にも、お菓子作りの才能があるっぽい」
二人とも元々センスがあるのか、店に並んでいるようなクッキーに仕上がっていた。
「成瀬君!見て見て!ゾンビ君!」
いきなり水上がコンビニの前にあるガシャポンを見て興奮しながら叫んだ。
「何?ゾンビ君?」
「知らないの?深夜アニメでやってるゾンビ君だよ!めちゃくちゃ面白いから大好きなんだよ!このミイラ男が大好きなの!ちょっと一回やりたい!」
水上はお金を取り出すと、ガシャポンに入れて、手を合わせて祈っていた。
「ミイラ男、、、ミイラ男、、、ミイラ男」
意を決して回すと、出てきたのはオオカミ男のキーホルダーだった。
「がーんっっっ!!!ショック!!!」
水上が大袈裟に落ち込んでいたので、俺も回してみた。出てきたのは、何とミイラ男だった。
「凄い!凄い!ミイラ男じゃん!!」
「やるよ。クリスマスプレゼント」
「いいの!?わーい!!本当に?わーい!」
こんなガシャポンで死ぬ程喜んでいる水上がまるで小学生みたいで面白かった。
「ほら見て!可愛いでしょ?」
そのミイラ男が可愛いかどうかはわからなかったけれど、嬉しそうにキーホルダーを眺めている水上を見ると俺まで嬉しくなってきた。
「良かったな。ミイラ男が手に入って」
「うん!最高のクリスマスだよ!」
水上は、スキップしながら雪道を歩いていた。
何がそんなに楽しいのか、落ち着きがないし、子供っぽいし、魔王を弾いていた水上とは別人のようだった。
駅の前まで行くと、水上が俺にお礼を言ってきた。
「送ってくれてありがとう!ゾンビ君もありがとう」
「こちらこそ、クッキーありがとう。風太にもお礼言っといて」
「うん!じゃあね、成瀬君、メリークリスマス!!」
水上がそう言った時、駅前の消えていたクリスマスツリーがいきなり光だした。
「え?」俺達はびっくりしてツリーを眺めた。
「水上、魔法使ったみたいだったな」
俺は面白なくって笑い出すと、水上も笑っていた。
「やっぱり今日は、私はサンタさんなのかも。
皆んなが幸せなクリスマスを過ごせたなら良かった」
水上は、光にライトアップされたツリーを少し切なそうに眺めていた。
母が水上を起こすと、水上はやっと目を覚ました。そして、俺がいる事に少し驚いていた。
「あれ?成瀬君もう帰ってきたの?あーよく寝た!急に眠くなっちゃったんだよね。ジンジャエールにアルコール入ってたのかな」
「馬鹿な事言ってないで、ほら帰るぞ!」
水上は面白いから、サンタの格好のまま電車に乗ると聞かなかったが、俺は恥ずかしいから辞めとけと言って、サンタのコスチュームを脱がした。
喫茶店の外に出ると、雪はだいぶ弱まっていた。
「ホワイトクリスマスになったね!!成瀬君良かったね!茜先輩プレゼント喜んでた?」
「ああ、めちゃくちゃ喜んでたよ」
「へぇ〜やるじゃん!そう言えばね、風ちゃんと一緒にクッキー焼いたの。これ成瀬君のぶん」
水上が俺に渡してきたクッキーは、ツリーの形や、星の形をしたクッキーで、クオリティーが手作りにしてはかなり高かった。
「これ手作り?凄くない?」
「でしょ?私達音楽の才能以外にも、お菓子作りの才能があるっぽい」
二人とも元々センスがあるのか、店に並んでいるようなクッキーに仕上がっていた。
「成瀬君!見て見て!ゾンビ君!」
いきなり水上がコンビニの前にあるガシャポンを見て興奮しながら叫んだ。
「何?ゾンビ君?」
「知らないの?深夜アニメでやってるゾンビ君だよ!めちゃくちゃ面白いから大好きなんだよ!このミイラ男が大好きなの!ちょっと一回やりたい!」
水上はお金を取り出すと、ガシャポンに入れて、手を合わせて祈っていた。
「ミイラ男、、、ミイラ男、、、ミイラ男」
意を決して回すと、出てきたのはオオカミ男のキーホルダーだった。
「がーんっっっ!!!ショック!!!」
水上が大袈裟に落ち込んでいたので、俺も回してみた。出てきたのは、何とミイラ男だった。
「凄い!凄い!ミイラ男じゃん!!」
「やるよ。クリスマスプレゼント」
「いいの!?わーい!!本当に?わーい!」
こんなガシャポンで死ぬ程喜んでいる水上がまるで小学生みたいで面白かった。
「ほら見て!可愛いでしょ?」
そのミイラ男が可愛いかどうかはわからなかったけれど、嬉しそうにキーホルダーを眺めている水上を見ると俺まで嬉しくなってきた。
「良かったな。ミイラ男が手に入って」
「うん!最高のクリスマスだよ!」
水上は、スキップしながら雪道を歩いていた。
何がそんなに楽しいのか、落ち着きがないし、子供っぽいし、魔王を弾いていた水上とは別人のようだった。
駅の前まで行くと、水上が俺にお礼を言ってきた。
「送ってくれてありがとう!ゾンビ君もありがとう」
「こちらこそ、クッキーありがとう。風太にもお礼言っといて」
「うん!じゃあね、成瀬君、メリークリスマス!!」
水上がそう言った時、駅前の消えていたクリスマスツリーがいきなり光だした。
「え?」俺達はびっくりしてツリーを眺めた。
「水上、魔法使ったみたいだったな」
俺は面白なくって笑い出すと、水上も笑っていた。
「やっぱり今日は、私はサンタさんなのかも。
皆んなが幸せなクリスマスを過ごせたなら良かった」
水上は、光にライトアップされたツリーを少し切なそうに眺めていた。



