駅に着くと、先輩がもう待っていて、寒そうに白い息を吐き出すと俺に気がついて笑顔で手を振ってきた。
「すみません!ちょっと遅れました?」
「うんん、私が早く来ちゃったの。行こうか」
俺は勇気を出して、先輩の手を握ると、先輩は嬉しそうに俺の顔を見上げた。茜先輩の笑顔を見るだけで、俺は幸せな気分になった。
俺達は電車に乗って、イルミネーションの会場まで行った。俺はイルミネーションなんてものを見るのは初めてだったけど、茜先輩は去年も彼氏がいたし、きっとクリスマスデートも初めてじゃないだろうと思うと、胸がちりつく思いがした。
「うわぁ!綺麗だね〜」
イルミネーションの会場に着くと、茜先輩が声をあげた。確かにイルミネーションで飾りつけられた大きなツリーは、夜空に映えてとても綺麗だった。
「茜先輩見てください、あっちに魚のイルミネーションありますよ」
「本当だね。水族館みたいで綺麗だね」
「茜先輩、あれは?あれなんだろう、、、」
「ねぇ、佳月君」茜先輩がイルミネーションを見ていた俺を突然呼び止めた。
「どうしました?」茜先輩は急に言いづらそうに俺に言った。
「そろそろ、敬語と先輩呼び辞めて欲しいなあ」
茜先輩にそう言われて、俺は初めて気がついた。昔からの癖で敬語と呼び方が全然変える事が出来ていなかった。
「いやぁ、、、でも俺にとったら、茜先輩は茜先輩なんだよなぁ、、、じゃあ何て呼べばいいですか?」
「普通に呼び捨てでいいよ。茜って呼んでよ」
「いやぁ、、、茜はハードル高くないですか?呼べるかなぁ」
「どうして?私達付き合ってるんだよ?呼び捨てにするのなんて普通でしょ?」
そう言われたら確かにそうだけど、何となく呼べる気がしなかった。茜先輩は俺にとって付き合っても憧れの茜先輩のままなのかもしれない。
「じゃあ、努力します!あっ努力するよ」
俺が無理矢理敬語を直すと、先輩は笑っていた。その時寒いのか先輩が手を擦り合わせていた。俺は水上から貰ったホッカイロを思い出して、先輩に渡した。
「これ、水上がくれたんですよ。ホッカイロ。今日寒いから、俺と先輩にって」
「今日、灯ちゃんに会ったの?」
先輩が少し驚いた顔で俺の方を見た。俺は、水上が祖父の喫茶店に、ピアノを弾きにきてくれている話しをした。
「で、水上は今日世界中の恋人達の為に、サンタの格好して、ピアノを弾くらしいです」
「なんか、灯ちゃんらしいね。灯ちゃんは彼氏がいないんだ。モテそうなのに」
「まあ、ちょっと?変わってるからかな」
「灯ちゃんは、佳月君の事好きなんだと思ってた」
先輩が真剣な顔をして、そんな事を言った時、雪が急に強くなって吹雪だした。
「ないですよ。俺達ただの友達ですよ」
「でも灯ちゃん、佳月君といる時凄く楽しそうだよね」
そんな事を言われても俺には全くわからなかった。水上はいつでも、誰といても楽しそうだったからだ。
「すみません!ちょっと遅れました?」
「うんん、私が早く来ちゃったの。行こうか」
俺は勇気を出して、先輩の手を握ると、先輩は嬉しそうに俺の顔を見上げた。茜先輩の笑顔を見るだけで、俺は幸せな気分になった。
俺達は電車に乗って、イルミネーションの会場まで行った。俺はイルミネーションなんてものを見るのは初めてだったけど、茜先輩は去年も彼氏がいたし、きっとクリスマスデートも初めてじゃないだろうと思うと、胸がちりつく思いがした。
「うわぁ!綺麗だね〜」
イルミネーションの会場に着くと、茜先輩が声をあげた。確かにイルミネーションで飾りつけられた大きなツリーは、夜空に映えてとても綺麗だった。
「茜先輩見てください、あっちに魚のイルミネーションありますよ」
「本当だね。水族館みたいで綺麗だね」
「茜先輩、あれは?あれなんだろう、、、」
「ねぇ、佳月君」茜先輩がイルミネーションを見ていた俺を突然呼び止めた。
「どうしました?」茜先輩は急に言いづらそうに俺に言った。
「そろそろ、敬語と先輩呼び辞めて欲しいなあ」
茜先輩にそう言われて、俺は初めて気がついた。昔からの癖で敬語と呼び方が全然変える事が出来ていなかった。
「いやぁ、、、でも俺にとったら、茜先輩は茜先輩なんだよなぁ、、、じゃあ何て呼べばいいですか?」
「普通に呼び捨てでいいよ。茜って呼んでよ」
「いやぁ、、、茜はハードル高くないですか?呼べるかなぁ」
「どうして?私達付き合ってるんだよ?呼び捨てにするのなんて普通でしょ?」
そう言われたら確かにそうだけど、何となく呼べる気がしなかった。茜先輩は俺にとって付き合っても憧れの茜先輩のままなのかもしれない。
「じゃあ、努力します!あっ努力するよ」
俺が無理矢理敬語を直すと、先輩は笑っていた。その時寒いのか先輩が手を擦り合わせていた。俺は水上から貰ったホッカイロを思い出して、先輩に渡した。
「これ、水上がくれたんですよ。ホッカイロ。今日寒いから、俺と先輩にって」
「今日、灯ちゃんに会ったの?」
先輩が少し驚いた顔で俺の方を見た。俺は、水上が祖父の喫茶店に、ピアノを弾きにきてくれている話しをした。
「で、水上は今日世界中の恋人達の為に、サンタの格好して、ピアノを弾くらしいです」
「なんか、灯ちゃんらしいね。灯ちゃんは彼氏がいないんだ。モテそうなのに」
「まあ、ちょっと?変わってるからかな」
「灯ちゃんは、佳月君の事好きなんだと思ってた」
先輩が真剣な顔をして、そんな事を言った時、雪が急に強くなって吹雪だした。
「ないですよ。俺達ただの友達ですよ」
「でも灯ちゃん、佳月君といる時凄く楽しそうだよね」
そんな事を言われても俺には全くわからなかった。水上はいつでも、誰といても楽しそうだったからだ。



