その日は、涼太が大盛りパスタを食べながら、俺と水上の演奏を聞いていた。練習のお陰か、俺もだいぶギターが弾けるようになってきた。文化祭当日、茜先輩が見に来ると思うと、余計に頑張って練習しなければと焦った。
水上はその後も、いつものようにジャズピアノを弾いていた。お客さん達が、コーヒー片手に制服でジャズを弾く水上を心地良さそうに、眺めていた。
「なぁ、灯ちゃんって、加藤と最近仲良いよな?もしかして出来てるとかないよな?」
涼太が隣りでご飯を食べている俺に小声で言ってきた。
「ないだろ?加藤、ゲイって噂だぞ。バンド始めたから仲良くなっただけだろ」
俺がそう言っても、涼太は疑わしい目で俺を見てくる。
「でも"風ちゃん"って呼んでるし、加藤も"灯"って呼び捨てで呼んでたぞ?ちょっと親密過ぎないか?」
呼び方については、俺も少し気になっていたけれど、加藤も何となく変わったやつだし、変わり者同士が仲良くやっているだけだと思っていた。
「水上に聞いてみたらいいじゃん?加藤と出来てるのって」
「いやぁ、、、お前聞けよ!」
「何で俺だよ?別にどっちでもいいし」
「どっちでもよくねーよ!」
俺達が二人で言い合っていると、水上がピアノを弾き終えて俺達の所へ来た。
「何、二人でいざこざしてるの?」
涼太が俺の顔を見て、口パクで『聞け!』と言っている。
「なぁ、水上って、加藤の事好きなの?」
俺の質問に水上は、きょとんとした顔をしていた。
「風ちゃん?好きだけど?」当たり前のように、水上が言うと涼太がその場に崩れ落ちた。
俺も一瞬驚いて言葉が出なかったが、そんな俺達をよそに水上は、優雅にアイスティーを飲んでいた。
「え?おまえら付き合ってんの?」
俺が聞くと、水上が眉間に皺を寄せた。
「成瀬君、何言ってんの?」 「え?」
「風ちゃんの性の対象は男性だよ。私とは友達になっても、付き合う事はないよ」
崩れ落ちていた涼太が起き上がった。やっぱり加藤はゲイなのか、、、。涼太はあからさまに喜んでいた。
「じゃあ、灯ちゃん好きな奴いないの?」
涼太が確信について聞くと、水上は何も言わずに黙った。涼太は緊張しているのか、じっと水上の顔を見ていたし、俺までどきどきしてきた。
水上は、俺と涼太の顔を交互に見て、真顔になって「いるよ」と言った。
「えーーー!!!誰!誰!!」涼太が興奮して問い詰めると、水上は「言わない」と一言いった。謎過ぎる、、、。涼太もそれ以上言えずにただ、水上を見つめていた。
水上はその後も、いつものようにジャズピアノを弾いていた。お客さん達が、コーヒー片手に制服でジャズを弾く水上を心地良さそうに、眺めていた。
「なぁ、灯ちゃんって、加藤と最近仲良いよな?もしかして出来てるとかないよな?」
涼太が隣りでご飯を食べている俺に小声で言ってきた。
「ないだろ?加藤、ゲイって噂だぞ。バンド始めたから仲良くなっただけだろ」
俺がそう言っても、涼太は疑わしい目で俺を見てくる。
「でも"風ちゃん"って呼んでるし、加藤も"灯"って呼び捨てで呼んでたぞ?ちょっと親密過ぎないか?」
呼び方については、俺も少し気になっていたけれど、加藤も何となく変わったやつだし、変わり者同士が仲良くやっているだけだと思っていた。
「水上に聞いてみたらいいじゃん?加藤と出来てるのって」
「いやぁ、、、お前聞けよ!」
「何で俺だよ?別にどっちでもいいし」
「どっちでもよくねーよ!」
俺達が二人で言い合っていると、水上がピアノを弾き終えて俺達の所へ来た。
「何、二人でいざこざしてるの?」
涼太が俺の顔を見て、口パクで『聞け!』と言っている。
「なぁ、水上って、加藤の事好きなの?」
俺の質問に水上は、きょとんとした顔をしていた。
「風ちゃん?好きだけど?」当たり前のように、水上が言うと涼太がその場に崩れ落ちた。
俺も一瞬驚いて言葉が出なかったが、そんな俺達をよそに水上は、優雅にアイスティーを飲んでいた。
「え?おまえら付き合ってんの?」
俺が聞くと、水上が眉間に皺を寄せた。
「成瀬君、何言ってんの?」 「え?」
「風ちゃんの性の対象は男性だよ。私とは友達になっても、付き合う事はないよ」
崩れ落ちていた涼太が起き上がった。やっぱり加藤はゲイなのか、、、。涼太はあからさまに喜んでいた。
「じゃあ、灯ちゃん好きな奴いないの?」
涼太が確信について聞くと、水上は何も言わずに黙った。涼太は緊張しているのか、じっと水上の顔を見ていたし、俺までどきどきしてきた。
水上は、俺と涼太の顔を交互に見て、真顔になって「いるよ」と言った。
「えーーー!!!誰!誰!!」涼太が興奮して問い詰めると、水上は「言わない」と一言いった。謎過ぎる、、、。涼太もそれ以上言えずにただ、水上を見つめていた。



