それから俺は島でのバンド活動を開始した。
俺以外のメンバーは、現地人だったので会話はほぼ英語だ。
細かいニュアンスなどを伝えるのが難しくて、最初は苦戦したが、慣れてくればコミュニケーションが取れるようになっていった。
言葉が上手く伝わらなくても、いい物を作りたいと思う気持ちは皆んな一緒だった。
演奏の技術はそこまでないかもしれないけれど、彼らは音楽を楽しんでいた。
絶対に退屈な演奏はしなかったので、俺は彼らと演奏するのが楽しくて仕方なかった。
そして、俺が作った曲を出すと喜んで弾いてくれた。
前のバンド活動では当たり前だった事全てが嬉しくてメンバーに感謝した。
バンドは一人ではできない、、、。
俺はその事を嫌って程痛感していた。
イゾンが、時々練習しているスタジオに差し入れを持ってやってきた。
イゾンは何をするわけじゃないが、スタジオに来て俺達が練習しているのを眺めていた。
俺に懐いているからか、音楽が好きなのかよくわからないが、イゾンは椅子に座って楽しそうに俺たちの弾く演奏に合わせてのっていた。
玲は相変わらず、絵を毎日描いていて、折末さんからデッサンを習ってどんどん絵の才能が、開花しているように見えた。
玲は今までは、楽しく描いているだけで充分だと言っていたが、今は少しずつ気持ちに変化があるようだった。
自分の描いた絵を沢山の人に見て欲しい。
そして、認められたい、評価されたいと思っているように感じた。
俺以外のメンバーは、現地人だったので会話はほぼ英語だ。
細かいニュアンスなどを伝えるのが難しくて、最初は苦戦したが、慣れてくればコミュニケーションが取れるようになっていった。
言葉が上手く伝わらなくても、いい物を作りたいと思う気持ちは皆んな一緒だった。
演奏の技術はそこまでないかもしれないけれど、彼らは音楽を楽しんでいた。
絶対に退屈な演奏はしなかったので、俺は彼らと演奏するのが楽しくて仕方なかった。
そして、俺が作った曲を出すと喜んで弾いてくれた。
前のバンド活動では当たり前だった事全てが嬉しくてメンバーに感謝した。
バンドは一人ではできない、、、。
俺はその事を嫌って程痛感していた。
イゾンが、時々練習しているスタジオに差し入れを持ってやってきた。
イゾンは何をするわけじゃないが、スタジオに来て俺達が練習しているのを眺めていた。
俺に懐いているからか、音楽が好きなのかよくわからないが、イゾンは椅子に座って楽しそうに俺たちの弾く演奏に合わせてのっていた。
玲は相変わらず、絵を毎日描いていて、折末さんからデッサンを習ってどんどん絵の才能が、開花しているように見えた。
玲は今までは、楽しく描いているだけで充分だと言っていたが、今は少しずつ気持ちに変化があるようだった。
自分の描いた絵を沢山の人に見て欲しい。
そして、認められたい、評価されたいと思っているように感じた。



