俺が中学に上がる頃には、母は家に帰らなくなっていた。
夢中になる対象が俺からまた男に変わったのだろう。母にとったら、ただそれだけの事だ。
自分の欲望に正直な母は、俺の存在など忘れてしまったように、男と何処かへ行ってしまった。一つの所に留まっていられない、風船のような母は、今何処で何をしているのかもわからない。
母の中では、立派にここまで俺を育てあげたという事になっているのだろう。母親としての役目はもう終わったと。
そこから、俺は絵に書いたように、真っ直ぐな人生のレールをそれていく。
学校にも行かなくなり、悪い仲間とつるんでブラブラしている所をホストクラブのオーナーに声をかけられた。それが十五歳になる少し前、、、。
そこから、俺は夜の世界へと染まっていった。
夢中になる対象が俺からまた男に変わったのだろう。母にとったら、ただそれだけの事だ。
自分の欲望に正直な母は、俺の存在など忘れてしまったように、男と何処かへ行ってしまった。一つの所に留まっていられない、風船のような母は、今何処で何をしているのかもわからない。
母の中では、立派にここまで俺を育てあげたという事になっているのだろう。母親としての役目はもう終わったと。
そこから、俺は絵に書いたように、真っ直ぐな人生のレールをそれていく。
学校にも行かなくなり、悪い仲間とつるんでブラブラしている所をホストクラブのオーナーに声をかけられた。それが十五歳になる少し前、、、。
そこから、俺は夜の世界へと染まっていった。



