推しDom配信者↓18は合法になったら忠犬Sub↑20を抱く

「お母さん。お父さん。喧嘩しないで……なかよくしてよ」

 僕の声は2人には届かない。リビングで飛ぶ怒号に掻き消されてしまう。母はか細い白い腕に包帯を巻いて、食器棚から皿を取り出して父のいるソファに投げつける。ガシャン、ガシャンと鳴る食器達の割れる音。床に叩きつけられて痛そうな悲鳴。

ーーあ、あのお皿、僕が公民館のワークショップで作った桜の形のやつ……。お母さんがかわいくて上手ね、って褒めてくれたやつ。

 それを母が、母は父との喧嘩に熱心だから気づけないまま投げ捨てる。父も気づかずに怒鳴り続ける。

「ガシャン」

 と、僕の世界が割れた音が聞こえた。