『よ!』
「うわぁ…」
朝食を食べるために居間に行くと焔が待っていた。
「おはようございます…」
機嫌を損ねるわけにはいかないので挨拶はしておく。
美虹に続き、雨音と晴陽も「焔様〜おはようございます〜」と挨拶していた。
「なんでいるんでしょーか」
ちょっと眉をピクピクさせながら尋ねた。
『夏休みってあるだろ?』
たしかにある。来週からだが。
『夏休みってやつに入ったら俺と街に旅行に行かないか?』
「は?旅行って島の人間は島から出るの禁止でしょ?あなたたち神様が決めた掟じゃない」
漁師なら一定の距離までなら島の外に出るのは可能だが、それ以外は掟破りになる。
霊力のない人間が住む街にでも行けば島のことがバレたり、なにかと問題が起きてしまうからだ。
代わりに街で買った物理が届く。
『掟は俺でも破るわけにはいかない。だが、美虹は俺の番だ』
「私は番になるなんて言ってないから」
『じゃあ神子だ!神子は俺の所有物扱いなんだから掟は関係ない』
所有物扱いにイラッとしてしまうが島の外に行けるのは魅力だ。しかも島の住人憧れの街。
「……行く」
『決まりだな!休みに入ったら行くから準備しとけ!他の連中は行かせられないが欲しい物があれば全部買ってきてやるから我慢してくれ』
そう言い終わると去っていった。
『豆福助、なんで犬みてぇな飯食ってんだ?』
「あっしは犬ですぜ……」
豆福助にちょっかいをかけながら。
「あー…ごめん。駄目だった?」
母親の紅音を気まずそうにチラッとみる。
「焔様のご意思なら構わないわ。美虹には苦労かけているから楽しんできなさい」
美虹の意思を無視し恋愛禁止や焔の番のことを気にしているようだ。
諦めさせればいいだけなので美虹は気にしていないし街に行けるなら都合良く利用させてもらってもバチは当たらないだろう。
「美虹が男と泊まり…いや、神様だが…」
雷蔵は口をパクパクしながら再起不能状態になっている。
「姉貴だけずるいけど街には布がたーくさん売ってる大型店寄って片っ端から買ってきてよ!ファッション誌とか!行けなくてもいっぱい買ってきてくれるなら我慢するからさ」
「僕も本が欲しいです。どんな物があるか分からなかったので手が出せなかったボードゲームが欲しいです」
家族からの反対はなかったので、来週からの夏休みを楽しみに待つことに。
他の住人は街に行けないため街に行くことは内緒だ。
「うわぁ…」
朝食を食べるために居間に行くと焔が待っていた。
「おはようございます…」
機嫌を損ねるわけにはいかないので挨拶はしておく。
美虹に続き、雨音と晴陽も「焔様〜おはようございます〜」と挨拶していた。
「なんでいるんでしょーか」
ちょっと眉をピクピクさせながら尋ねた。
『夏休みってあるだろ?』
たしかにある。来週からだが。
『夏休みってやつに入ったら俺と街に旅行に行かないか?』
「は?旅行って島の人間は島から出るの禁止でしょ?あなたたち神様が決めた掟じゃない」
漁師なら一定の距離までなら島の外に出るのは可能だが、それ以外は掟破りになる。
霊力のない人間が住む街にでも行けば島のことがバレたり、なにかと問題が起きてしまうからだ。
代わりに街で買った物理が届く。
『掟は俺でも破るわけにはいかない。だが、美虹は俺の番だ』
「私は番になるなんて言ってないから」
『じゃあ神子だ!神子は俺の所有物扱いなんだから掟は関係ない』
所有物扱いにイラッとしてしまうが島の外に行けるのは魅力だ。しかも島の住人憧れの街。
「……行く」
『決まりだな!休みに入ったら行くから準備しとけ!他の連中は行かせられないが欲しい物があれば全部買ってきてやるから我慢してくれ』
そう言い終わると去っていった。
『豆福助、なんで犬みてぇな飯食ってんだ?』
「あっしは犬ですぜ……」
豆福助にちょっかいをかけながら。
「あー…ごめん。駄目だった?」
母親の紅音を気まずそうにチラッとみる。
「焔様のご意思なら構わないわ。美虹には苦労かけているから楽しんできなさい」
美虹の意思を無視し恋愛禁止や焔の番のことを気にしているようだ。
諦めさせればいいだけなので美虹は気にしていないし街に行けるなら都合良く利用させてもらってもバチは当たらないだろう。
「美虹が男と泊まり…いや、神様だが…」
雷蔵は口をパクパクしながら再起不能状態になっている。
「姉貴だけずるいけど街には布がたーくさん売ってる大型店寄って片っ端から買ってきてよ!ファッション誌とか!行けなくてもいっぱい買ってきてくれるなら我慢するからさ」
「僕も本が欲しいです。どんな物があるか分からなかったので手が出せなかったボードゲームが欲しいです」
家族からの反対はなかったので、来週からの夏休みを楽しみに待つことに。
他の住人は街に行けないため街に行くことは内緒だ。



