「晴陽ちゃんって読んだ本は図書館っていう場所にあげてるんだって?どうして手放しちゃうの?アタシの愛は手放さないでっ!」
「…手放したくない本は手元にあります。毎月の物資には予算があります。資金はアヤカシ持ち、手配もアヤカシですが、購入物は生活必需品などが優先され娯楽は後回しになるんです。僕たちは島の主である本家の人間の希望は優先され、それ以外の住人の希望は手に入らないことがあるんです」
「もしかして住人のためかしら?」
「僕たちが我慢しても手に入らない住人はいますから本なら大人も子供も読めますので皆が楽しめるようにと」
全員の希望は叶えられないが娯楽が少ない島で少しでも何かしてあげられたらと晴陽なりに考えていた。
美虹も少女漫画雑誌を舐めるように読み終えると図書館に譲る。雨音も小物を作ってはクラスメイトや神社の参拝者に渡している。
「やだぁ〜晴陽ちゃんってほんとイケメン〜好きだわ〜そうだ!大人の本に興味ある?アタシのとっておきをご褒美にあげるわ〜」
「はい、興味深いです」
大人の本にギョッとする美虹といつの間にか部屋にいた影が薄すぎる雷蔵が反応する。
「カトレアさん、息子にはまだ早いですから!」
美虹と雷蔵が思うお色気な本と晴陽が思う活字ばかりの難しい大人の本。
カトレアはそのとっておきの本を差し出す。
本は写真集で鹿がニッコリ笑っていたり、お尻の毛がモフモフしている鹿の写真集だ。
「アタシのお気に入りはコレ!」
オス鹿が無防備なお腹を晒して寝そべる写真だ。
「なんだ鹿か〜…」とホッとする美虹と雷蔵。
「ところで双子の話聞いていい?朱雀を崇めるためってより言い合いになってたよね」
『ああ。あの涼花と鈴花といったか?あいつらはな……神通力の持ち主だから自分たちを神子、しいては番にしろと言ってきたんだ』
「えええーっ!」
これは一同びっくりだ。
「神通力を持つ者が姉さん以外にも」
「100年に一度って言ってなかった?」
『俺もびっくりだ。神通力を持つ者は1人現れればいい方だからな』
焔は双子に神通力があるのは間違いないという。
「良く当たるという占いをしているのは……」
『ああ。神通力の能力だろうな』
ポカーンと驚いていた美虹がやっと覚め発言する。
「じゃあ双子を神子や番にすれば?なりたい方がすべきだよね!」
美虹としては焔に解放されるのは願ったり叶ったりの朗報だった。
焔の堪にさわったようで美虹をガッと乱暴に抱きしめると激しいキスをする。
凄く怒っているようだ。
やっと離れ、焔を見つめる。
『神子は過去に何人もいた。だが、俺の番は美虹!お前だけだ!愛している』
「………」
(なんで…なんでそんな苦しそうな顔するのよ)
焔は辛そうな悲しそうな表情をしていた。
「はいは〜い。焔ちゃん、美虹ちゅんを困らせないの!」
カトレアがパンパンと手を叩きながら焔から引き離してくれ、困っていたので助け舟をだしてくれた。
そろそろ夕食時なので屋敷に戻ることに。
本が入ったダンボールは小学生が持つには重いので雷蔵が持って帰った。
夕食を食べ、ベッドにダイブする美虹。
胸元の刻印を触りながら、先程のことを思い出す。
辛そうな焔……番はお前だけだという焔……
(愛してるか…ほんと我儘で勝手な奴!)
双子と焔にキスされたことで今日、神社に行った理由を忘れていたことを思い出した。
「……キーホルダーと街灯のお礼忘れてた。早めに言わなきゃ」
そう考えながら眠りについた。
✱✱✱✱ ✱✱✱✱ ✱✱✱✱ ✱✱✱✱
仕事をしながらブスーッとする焔。
『昨日より仕事増えてないか!クソ翡翠が!今度会ったら叩きのめしてやるぞ!』
「焔ちゃんは態度は一人前のくせに四神の中で最弱でしょ」
四神最強は玄武の翡翠。
翡翠はかなりの毒舌なので、物理攻撃だけではなく精神攻撃も強くズタボロにされる。
やってられるか!と放棄しふて寝をする焔。
「ねぇねぇ〜そろそろアレ解禁しちゃわない?アレもそろそろよね〜アタシの晴陽ちゃんはどう反応するかしら?うふふ〜」
『そうだな。祭りの前にするか』
カトレアのいう「アレ」と「アレ」が何か言わずとも察し乗り気な焔。
最近は祭りの打ち合わせとかで神社が騒がしいし都合がいい。
美虹も喜ぶに違いない。
「…手放したくない本は手元にあります。毎月の物資には予算があります。資金はアヤカシ持ち、手配もアヤカシですが、購入物は生活必需品などが優先され娯楽は後回しになるんです。僕たちは島の主である本家の人間の希望は優先され、それ以外の住人の希望は手に入らないことがあるんです」
「もしかして住人のためかしら?」
「僕たちが我慢しても手に入らない住人はいますから本なら大人も子供も読めますので皆が楽しめるようにと」
全員の希望は叶えられないが娯楽が少ない島で少しでも何かしてあげられたらと晴陽なりに考えていた。
美虹も少女漫画雑誌を舐めるように読み終えると図書館に譲る。雨音も小物を作ってはクラスメイトや神社の参拝者に渡している。
「やだぁ〜晴陽ちゃんってほんとイケメン〜好きだわ〜そうだ!大人の本に興味ある?アタシのとっておきをご褒美にあげるわ〜」
「はい、興味深いです」
大人の本にギョッとする美虹といつの間にか部屋にいた影が薄すぎる雷蔵が反応する。
「カトレアさん、息子にはまだ早いですから!」
美虹と雷蔵が思うお色気な本と晴陽が思う活字ばかりの難しい大人の本。
カトレアはそのとっておきの本を差し出す。
本は写真集で鹿がニッコリ笑っていたり、お尻の毛がモフモフしている鹿の写真集だ。
「アタシのお気に入りはコレ!」
オス鹿が無防備なお腹を晒して寝そべる写真だ。
「なんだ鹿か〜…」とホッとする美虹と雷蔵。
「ところで双子の話聞いていい?朱雀を崇めるためってより言い合いになってたよね」
『ああ。あの涼花と鈴花といったか?あいつらはな……神通力の持ち主だから自分たちを神子、しいては番にしろと言ってきたんだ』
「えええーっ!」
これは一同びっくりだ。
「神通力を持つ者が姉さん以外にも」
「100年に一度って言ってなかった?」
『俺もびっくりだ。神通力を持つ者は1人現れればいい方だからな』
焔は双子に神通力があるのは間違いないという。
「良く当たるという占いをしているのは……」
『ああ。神通力の能力だろうな』
ポカーンと驚いていた美虹がやっと覚め発言する。
「じゃあ双子を神子や番にすれば?なりたい方がすべきだよね!」
美虹としては焔に解放されるのは願ったり叶ったりの朗報だった。
焔の堪にさわったようで美虹をガッと乱暴に抱きしめると激しいキスをする。
凄く怒っているようだ。
やっと離れ、焔を見つめる。
『神子は過去に何人もいた。だが、俺の番は美虹!お前だけだ!愛している』
「………」
(なんで…なんでそんな苦しそうな顔するのよ)
焔は辛そうな悲しそうな表情をしていた。
「はいは〜い。焔ちゃん、美虹ちゅんを困らせないの!」
カトレアがパンパンと手を叩きながら焔から引き離してくれ、困っていたので助け舟をだしてくれた。
そろそろ夕食時なので屋敷に戻ることに。
本が入ったダンボールは小学生が持つには重いので雷蔵が持って帰った。
夕食を食べ、ベッドにダイブする美虹。
胸元の刻印を触りながら、先程のことを思い出す。
辛そうな焔……番はお前だけだという焔……
(愛してるか…ほんと我儘で勝手な奴!)
双子と焔にキスされたことで今日、神社に行った理由を忘れていたことを思い出した。
「……キーホルダーと街灯のお礼忘れてた。早めに言わなきゃ」
そう考えながら眠りについた。
✱✱✱✱ ✱✱✱✱ ✱✱✱✱ ✱✱✱✱
仕事をしながらブスーッとする焔。
『昨日より仕事増えてないか!クソ翡翠が!今度会ったら叩きのめしてやるぞ!』
「焔ちゃんは態度は一人前のくせに四神の中で最弱でしょ」
四神最強は玄武の翡翠。
翡翠はかなりの毒舌なので、物理攻撃だけではなく精神攻撃も強くズタボロにされる。
やってられるか!と放棄しふて寝をする焔。
「ねぇねぇ〜そろそろアレ解禁しちゃわない?アレもそろそろよね〜アタシの晴陽ちゃんはどう反応するかしら?うふふ〜」
『そうだな。祭りの前にするか』
カトレアのいう「アレ」と「アレ」が何か言わずとも察し乗り気な焔。
最近は祭りの打ち合わせとかで神社が騒がしいし都合がいい。
美虹も喜ぶに違いない。



