『美虹、俺が来てやったぞ』
「ふぁ〜?何時だと思ってるの」
時計をみると、まだ朝の6時だ。
焔は朱雀神社から神屋敷家へやってきた。
しかも美虹の部屋の窓からだ。
「せ、背中に翼が生えてる!」
『朱雀だからな。』
ここまで飛んで来たようだ。
びっくりした美虹は一気に眠気が覚めてしまった。
朝食の時間になると屋敷内に入っており、食卓の席に普通にいた。
「あれ?」
自分の目の窓の御膳と焔の前を見比べる。
「焔にご飯は?」
「焔様はお食事はされないそうよ。びっくりしちゃった」
紅音は昨日、天界の方が何を食べるのかと焔に尋ねていた。
焔によると食事はしないんだとか。
口にするのは主にお酒であとは水とお茶くらい。
「便利ですね。僕は食事する時間を読書に使いたいくらいなのに」
『天界の神たちの中には人間からの供物を食う者もいる。そういえば大昔、この島に1年以上、雨が降らないからと朱雀様へと生贄を捧げていたな。俺は興味なかったがな』
「4つの島は担当の四神様とアヤカシの力で外部から見えないようになってましたよね?それとアヤカシの番になる変わりに災いから守る約束のはずですが、大昔なら雨が降らないのは一大事なのに何もしてくださらなかったのですか?」
晴陽はお箸を置き、腕を組んだ。
これは晴陽の悪いクセで、何か1つのことに集中すると他のことが疎かになる。
読書に集中したいからと学校に行きたくないとゴネたこともある。
『神ってのは生命に平等でなければならない。それと似たようにある程度は手を出さない。災害を感知すれば防ぐさ、掟だからな。なんでも力を貸せば島の進歩に繋がらないだろ』
アヤカシは番のために良好な関係でいたいからか、知識や技術を与えてくれるが、実現難しいものもある。
「晴陽、ご飯冷めるから食べなさい」
雷蔵が注意するとお箸を持ち食べはじめるも心ここにあらず状態だ。
「お父さんは食べない方がいいんじゃない?」「………」
「雨音!」
「だってお母さん。お父さんって影薄いし体型も薄くなるじゃん。お父さん甘やかしたら駄目でしょ。姉貴にだって恋愛禁止させて説明もしないし、妻としても当主としてダメダメすぎぃ〜」
雨音の容赦ない言葉にタジタジな二人。
大人の階段を登るためだ、頑張ってもらいたい。
「今日は島を周るそうですね。私の師匠のお店寄ってくださいよ。私もいるんで」
『店?わからんがわかった!』
雨音は両親に向けたキツイ目からとろ~んとした目で焔をみつめる。
朝食が終わり、屋敷の外に出た。
案内には美虹と美虹の護衛を買って出てくれた豆福助。
『紅音、俺が帰るまでに手配を頼むぞ』
「はい、お任せください」
「手配?」
『あとで解る』
ん?と思いつつ、早く終わらせたい美虹は気にしないことにした。
「ふぁ〜?何時だと思ってるの」
時計をみると、まだ朝の6時だ。
焔は朱雀神社から神屋敷家へやってきた。
しかも美虹の部屋の窓からだ。
「せ、背中に翼が生えてる!」
『朱雀だからな。』
ここまで飛んで来たようだ。
びっくりした美虹は一気に眠気が覚めてしまった。
朝食の時間になると屋敷内に入っており、食卓の席に普通にいた。
「あれ?」
自分の目の窓の御膳と焔の前を見比べる。
「焔にご飯は?」
「焔様はお食事はされないそうよ。びっくりしちゃった」
紅音は昨日、天界の方が何を食べるのかと焔に尋ねていた。
焔によると食事はしないんだとか。
口にするのは主にお酒であとは水とお茶くらい。
「便利ですね。僕は食事する時間を読書に使いたいくらいなのに」
『天界の神たちの中には人間からの供物を食う者もいる。そういえば大昔、この島に1年以上、雨が降らないからと朱雀様へと生贄を捧げていたな。俺は興味なかったがな』
「4つの島は担当の四神様とアヤカシの力で外部から見えないようになってましたよね?それとアヤカシの番になる変わりに災いから守る約束のはずですが、大昔なら雨が降らないのは一大事なのに何もしてくださらなかったのですか?」
晴陽はお箸を置き、腕を組んだ。
これは晴陽の悪いクセで、何か1つのことに集中すると他のことが疎かになる。
読書に集中したいからと学校に行きたくないとゴネたこともある。
『神ってのは生命に平等でなければならない。それと似たようにある程度は手を出さない。災害を感知すれば防ぐさ、掟だからな。なんでも力を貸せば島の進歩に繋がらないだろ』
アヤカシは番のために良好な関係でいたいからか、知識や技術を与えてくれるが、実現難しいものもある。
「晴陽、ご飯冷めるから食べなさい」
雷蔵が注意するとお箸を持ち食べはじめるも心ここにあらず状態だ。
「お父さんは食べない方がいいんじゃない?」「………」
「雨音!」
「だってお母さん。お父さんって影薄いし体型も薄くなるじゃん。お父さん甘やかしたら駄目でしょ。姉貴にだって恋愛禁止させて説明もしないし、妻としても当主としてダメダメすぎぃ〜」
雨音の容赦ない言葉にタジタジな二人。
大人の階段を登るためだ、頑張ってもらいたい。
「今日は島を周るそうですね。私の師匠のお店寄ってくださいよ。私もいるんで」
『店?わからんがわかった!』
雨音は両親に向けたキツイ目からとろ~んとした目で焔をみつめる。
朝食が終わり、屋敷の外に出た。
案内には美虹と美虹の護衛を買って出てくれた豆福助。
『紅音、俺が帰るまでに手配を頼むぞ』
「はい、お任せください」
「手配?」
『あとで解る』
ん?と思いつつ、早く終わらせたい美虹は気にしないことにした。



