「爆弾ってどこに仕掛けたの? あ、もしかして、例のシーツがあった生活雑貨のところでしょう! ははぁ、奥さんと喧嘩したからって、ここで物理的にも怒りを爆発させちゃうことないのになぁ。うふ、考えるとなんだかおかしい」
「お、おい、お前飛躍しすぎ――」
「やばいやばい、ジョークで片付けちゃいけないのに面白いですねぇ。よいしょっ、と」
テルヒコは立ち上がると、ズボンの後ろポケットからスマホを取り出した。
こういう時こそ、専門家に任せるべきだ。
彼はそう思った。すでにテルヒコの頭にあったシーツの一件は二の次になってしまっており、今の彼は店を守ることを第一に考えていた。
「おい、お前さん今どこに――」
「あ、もしもし? こちらマシロスーパーです。そうそう、商店街にあるあのマシロスーパーです。え? ああ、いつもお世話になってます。そうですか、美味しいですよねえ、コロッケ。今日からセール特価なんです、はい、ぜひ食べに来てください。お薦めは新商品にして新登場のカボチャコロッケで――あ、そうそう、本日の電話の用件でね。爆弾を撤去してほしいんですよ、専門家の方に」
テルヒコの話は危機感もない口調で続けられた。
そうしてタケダが呆気にとられる中、近くの県警からけたたましいサイレンを鳴らしてパトカーが次々にマシロスーパーへと駆けつけたのである。
「お、おい、お前飛躍しすぎ――」
「やばいやばい、ジョークで片付けちゃいけないのに面白いですねぇ。よいしょっ、と」
テルヒコは立ち上がると、ズボンの後ろポケットからスマホを取り出した。
こういう時こそ、専門家に任せるべきだ。
彼はそう思った。すでにテルヒコの頭にあったシーツの一件は二の次になってしまっており、今の彼は店を守ることを第一に考えていた。
「おい、お前さん今どこに――」
「あ、もしもし? こちらマシロスーパーです。そうそう、商店街にあるあのマシロスーパーです。え? ああ、いつもお世話になってます。そうですか、美味しいですよねえ、コロッケ。今日からセール特価なんです、はい、ぜひ食べに来てください。お薦めは新商品にして新登場のカボチャコロッケで――あ、そうそう、本日の電話の用件でね。爆弾を撤去してほしいんですよ、専門家の方に」
テルヒコの話は危機感もない口調で続けられた。
そうしてタケダが呆気にとられる中、近くの県警からけたたましいサイレンを鳴らしてパトカーが次々にマシロスーパーへと駆けつけたのである。


