テルヒコは首を捻る。目線はお客様よりも下だし、いいのではないかと彼は自信を持って、それから慎重に言葉を選びながら第一声を切り出した。
「シーツは新品そのもので、品質に問題がなければ交換できないんですよ。あ、それと僕はまだ事情が分からないので、もう一度話してください」
「お前さん、その前に普通は言うことあるだろう」
「え? あ、初めまして。僕は皆からテルヒコって呼ばれています」
なぜか男が腕を組んで、顔を伏せ「くそっ」と言った。
新しいくしゃみかなとテルヒコは思った。なんとも変わってくしゃみだ。もしくは、彼は答えるために意気込む必要があったのかもしれない。
とりあえず、しばしお客様か返事があるのを待つことにする。
「……俺はエビスだ」
「そうですか。それでエビスさん、シーツと奥さんの間にどんなエピソードが?」
「エビスは偽名だ!」
気付かんか馬鹿者がと怒鳴られて、テルヒコはわけが分からなくなった。
いつもクレーマー処理をしている店長やワタベ副店長は、本当に偉大だなあと思う。
「シーツは新品そのもので、品質に問題がなければ交換できないんですよ。あ、それと僕はまだ事情が分からないので、もう一度話してください」
「お前さん、その前に普通は言うことあるだろう」
「え? あ、初めまして。僕は皆からテルヒコって呼ばれています」
なぜか男が腕を組んで、顔を伏せ「くそっ」と言った。
新しいくしゃみかなとテルヒコは思った。なんとも変わってくしゃみだ。もしくは、彼は答えるために意気込む必要があったのかもしれない。
とりあえず、しばしお客様か返事があるのを待つことにする。
「……俺はエビスだ」
「そうですか。それでエビスさん、シーツと奥さんの間にどんなエピソードが?」
「エビスは偽名だ!」
気付かんか馬鹿者がと怒鳴られて、テルヒコはわけが分からなくなった。
いつもクレーマー処理をしている店長やワタベ副店長は、本当に偉大だなあと思う。


