五.東の空に、希望の風を乗せて
僕は、自分が嫌いです。
今から、百人中百人が最低だと思うような、僕の過去を暴露します。
僕はずっと、本が好きでした。
恋愛小説や、ファンタジー、エッセイ、ミステリーなど、たくさんの本を読みました。
そして僕は思いました。小説家になりたい、と。
中学一年生の頃から、自分で物語を創る楽しさを知りました。
そんなとき、クラスメイトにそれを見られてしまったんです。
お前が小説家になれるわけがない、と言われました。
だから僕は思わず言ってしまったんです。消えろよ、って。
そのクラスメイトは、中学校不登校になり、高校は通信制のところに通っているそうです。
僕のたった四文字でひとりを傷つけてしまったこと、ずっと後悔していました。
でも、高校で小説研究部を立ち上げてから僕は変わることができたんです。
みんなと過ごしていくうちに、仲間と過ごす楽しさが分かるようになったんです。
そして部員のひとりに言われたことが、今でもずっと心に残っています。
もう取り返せないわけじゃない。だから僕は、まだやり直せる。
その言葉が、僕に勇気をくれました。
僕はその子に会いに行きました。
家まで行って、出迎えてくれたその子のお母さんの笑顔を見て、僕は安心しました。
その子に謝罪すると、「僕もごめん」と言ってくれました。
言葉は凶器になるけれど、優しい言葉にもなる。初めてそう思いました。
この話を聞いて、最低だと思われても仕方がないと思います。
それでも僕は、東の空に希望の風を乗せて、毎日頑張っていきます。
こんな“物語”に出会えたら、本当は言いたかったこと、言えるかもしれない。
僕は小説家になるという夢を叶えることができたら、そんな“物語”を書きたいと思っています。
僕が本当は誰かに言いたかったこと。
この物語を見つけてくれて、ありがとう。
著者 藤崎 悠
僕は、自分が嫌いです。
今から、百人中百人が最低だと思うような、僕の過去を暴露します。
僕はずっと、本が好きでした。
恋愛小説や、ファンタジー、エッセイ、ミステリーなど、たくさんの本を読みました。
そして僕は思いました。小説家になりたい、と。
中学一年生の頃から、自分で物語を創る楽しさを知りました。
そんなとき、クラスメイトにそれを見られてしまったんです。
お前が小説家になれるわけがない、と言われました。
だから僕は思わず言ってしまったんです。消えろよ、って。
そのクラスメイトは、中学校不登校になり、高校は通信制のところに通っているそうです。
僕のたった四文字でひとりを傷つけてしまったこと、ずっと後悔していました。
でも、高校で小説研究部を立ち上げてから僕は変わることができたんです。
みんなと過ごしていくうちに、仲間と過ごす楽しさが分かるようになったんです。
そして部員のひとりに言われたことが、今でもずっと心に残っています。
もう取り返せないわけじゃない。だから僕は、まだやり直せる。
その言葉が、僕に勇気をくれました。
僕はその子に会いに行きました。
家まで行って、出迎えてくれたその子のお母さんの笑顔を見て、僕は安心しました。
その子に謝罪すると、「僕もごめん」と言ってくれました。
言葉は凶器になるけれど、優しい言葉にもなる。初めてそう思いました。
この話を聞いて、最低だと思われても仕方がないと思います。
それでも僕は、東の空に希望の風を乗せて、毎日頑張っていきます。
こんな“物語”に出会えたら、本当は言いたかったこと、言えるかもしれない。
僕は小説家になるという夢を叶えることができたら、そんな“物語”を書きたいと思っています。
僕が本当は誰かに言いたかったこと。
この物語を見つけてくれて、ありがとう。
著者 藤崎 悠



