遊園地の入り口で、私は少しそわそわしながら立っていた
今日はみんなで遊ぶ当日
カラフルなゲートの向こうには、楽しそうな音楽と人々の笑い声が響いている
甘いポップコーンの香りが風に乗って流れてきて、なんだか気持ちが弾んだ
でも――
「遅いなぁ」
スマホの画面を見る
約束の時間からすでに10分が経過
まあ、予想はしていたけど
風が頬をかすめるたびに、遊園地の楽しそうな空気が「早く入りなよ!」と誘ってくる
けれど、私はじっと待ち続けた
そして約20分後——
「ごめん、ごめん!待った?」
ようやく2人が息を切らしながらやって来た
「も〜!遅いよ!」
「いやいや、電車がさ、ちょっと混んでて!」
「嘘つけ、絶対コンビニ寄ってたでしょ!」
「……バレた?」
そんな会話を交わしながら、3人でゲートの前に並ぶ
「さて、あと一人は……?」
視線をスマホに戻す
「えーっと、"ごめん、あと10分で着く!" だって」
「ほらね、また遅刻だ!」
「もう定番すぎて驚かない」
みんなで顔を見合わせて、くすっと笑った
そして10分後――
「はぁ、はぁ……! ごめんっ!!」
「おそーい!!」
「いやいや、これでも走ってきたんだから!」
「っていうかさ、毎回遅れるなら、もうちょっと早く家出なよ!」
「いや、今日は行けると思ったんだよ!!」
「何を根拠に!?(笑)」
そんなふうに笑い合いながら、ようやく全員集合
「よし、じゃあ行こうか!」
私たちは元気よくゲートをくぐる
ワクワクする一日のはじまり
きっと今日は、たくさん笑って、たくさん思い出ができる日になる
今日はみんなで遊ぶ当日
カラフルなゲートの向こうには、楽しそうな音楽と人々の笑い声が響いている
甘いポップコーンの香りが風に乗って流れてきて、なんだか気持ちが弾んだ
でも――
「遅いなぁ」
スマホの画面を見る
約束の時間からすでに10分が経過
まあ、予想はしていたけど
風が頬をかすめるたびに、遊園地の楽しそうな空気が「早く入りなよ!」と誘ってくる
けれど、私はじっと待ち続けた
そして約20分後——
「ごめん、ごめん!待った?」
ようやく2人が息を切らしながらやって来た
「も〜!遅いよ!」
「いやいや、電車がさ、ちょっと混んでて!」
「嘘つけ、絶対コンビニ寄ってたでしょ!」
「……バレた?」
そんな会話を交わしながら、3人でゲートの前に並ぶ
「さて、あと一人は……?」
視線をスマホに戻す
「えーっと、"ごめん、あと10分で着く!" だって」
「ほらね、また遅刻だ!」
「もう定番すぎて驚かない」
みんなで顔を見合わせて、くすっと笑った
そして10分後――
「はぁ、はぁ……! ごめんっ!!」
「おそーい!!」
「いやいや、これでも走ってきたんだから!」
「っていうかさ、毎回遅れるなら、もうちょっと早く家出なよ!」
「いや、今日は行けると思ったんだよ!!」
「何を根拠に!?(笑)」
そんなふうに笑い合いながら、ようやく全員集合
「よし、じゃあ行こうか!」
私たちは元気よくゲートをくぐる
ワクワクする一日のはじまり
きっと今日は、たくさん笑って、たくさん思い出ができる日になる



