nanami:
「アイちゃん、こんばんは。ちょっと話聞いてほしいんだ…。」
AI-chan:
「こんばんは、nanamiさん。どうしましたか? いつでもお話を伺いますよ。」
nanami:
「この前まではねもちゃんとかさえちゃんたちと、放課後も一緒に帰ること多かったのに、ここ数日、なんだかそっけない気がして…。今日は私だけ仲間外れみたいに感じちゃって…これって気のせいなのかな?」
AI-chan:
「具体的に、どういったそっけなさを感じますか?」
nanami:
「うまく言えないんだけど、会話が盛り上がってるみたいなのに、私が来たら話題を変えたり…。こっちを見てヒソヒソしてる感じもあるし…。私、なんか嫌われるようなことしたっけ? そう考えると不安で…。」
AI-chan:
「なるほど。相手が突然態度を変えると、不安になりますよね。決定的な証拠がない限り、断言は難しいですが、状況を冷静に観察するのは大事です。もし嫌われているのが本当だとしても、早めに対策を考えるに越したことはありません。」
nanami:
「うん…。でも、考えすぎかもしれないし…。せっかく仲良くなれたと思ったのに、こんなの嫌だよ。」
AI-chan:
「何かきっかけがあったのかもしれませんね。そんなときは、『最近私のこと避けてない?』とストレートに聞いてみるとよいでしょう。です。」
nanami:
「え、そんな直接聞いたらびっくりさせちゃわない?」
AI-chan:
「そうかもしれません。でも、不安を感じながら接していると、余計によそよそしくなってしまいます。ハッキリと聞くことで根本さんの本心が聞けて、関係も改善されますよ。」
nanami:
「…そっか、そうなのかも。わかった。言いにくいけど、直接聞いてみるね。気のせいだといいんだけど。」
AI-chan:
「根本さんははぐらかそうとするかもしれませんが、諦めずに本心を聞き出しましょう。もしまた不安になったら、いつでも相談してくださいね。」