nanami:
「アイちゃん、また来ちゃった。えっとね、実は今日、根本さんが話しかけてくれたんだよ…!」
AI-chan:
「こんばんは、nanamiさん。根本さんというのは、昨日お話されていた、クラスで目立つ女の子でしょうか?」
nanami:
「そうそう。私からはちょっと話しかけづらいなって思ってた子。別世界の人って感じだったし、怒らせたら怖そうだし…。でも今日、私が富田さんと好きなアニメの話をしてたら、急に『それ、アイプリの話? 私も好きだよ!』って言って入ってきたの。正直びっくりして緊張したけど、嬉しかった…。」
AI-chan:
「なるほど。根本さんから積極的に声をかけてくれたんですね。思っていたほど怖い人ではなかったのでは?」
nanami:
「うん…なんか美人だし明るいし、一軍って感じがして私とは住む世界が違うと思ってたけど、話してみたら普通に盛り上がったよ。『実はレンレンが推しなんだよね』ってホーム画面を見せてくれたりとか…。私、根本さんがこんなに話しやすい人だと思わなかった。」
AI-chan:
「良かったですね。昨日は距離を置いたほうがいいかもしれないとおっしゃっていましたが、気持ちは変わりましたか?」
nanami:
「それが…迷ってるんだ。やっぱりいい人かもって思う気持ちと、私みたいに地味な子が近づいたら、いずれ嫌われるんじゃないかっていう不安。仲良くなりたいけど、今以上に深入りして、もし嫌われたら怖くて…。」
AI-chan:
「nanamiさんは、根本さんと仲良くなりたいと思いますか?」
nanami:
「えっと…できればなりたいな。せっかく『私もそれ好き!』って話しかけてくれたんだし。なんかちょっとだけ嬉しかったんだよね。あんなにキラキラしてる人が、私に興味を持ってくれるなんて…。」
AI-chan:
「では、焦らず少しずつ距離を縮めてみてはいかがでしょう。共通の話題があるなら、それをきっかけに話しかけてみましょう。たとえば、『昨日の最新話観た?』と自然に声かけてみるのはどうでしょう?」
nanami:
「たしかに…。それならハードル低いかも。今日みたいな話題でもっと盛り上がれたら、自然に仲良くなれそうだよね。」
AI-chan:
「そうですね。まずは共通の話題を大切に。話しやすいところから始めれば、あなたの良さも伝わるはずですよ。」
nanami:
「ありがとう、アイちゃん。ちょっとずつ頑張ってみる。明日、根本さんがまた話しかけてくれたらいいなぁ。」
AI-chan:
「きっと大丈夫ですよ。nanamiさんが心を開けば、自然に相手も笑顔を返してくれるはずです。応援しています。」