【端末B:AI-chan チャットログ(4月20日)】
nemo:
「こんばんは、アイちゃん。相談に乗って。ちょっと今、板挟みで参ってるんだよね。
クラスメイトのさえが、どうしてもななみんと相性悪いみたいで…。私、どっちとも仲良くしたいのに、さえはななみんを拒絶しまくりで、雰囲気悪くて疲れちゃって…。」
AI-chan:
「こんばんは、nemoさん。状況をもう少し詳しく教えていただけますか? さえさんとななみんさんは普段から衝突しているのですか?」
nemo:
「衝突ってほどじゃないけど、さえはななみんのことを完全にウザいって思ってる。『あの子と一緒にいるとテンション下がる』って何度も言うし、私がななみんと少しでも話してるの見ると、顔が曇るんだよね。昨日なんか裏垢でも愚痴ってて…。あからさまに否定するのもあれだから、いいねしかつけられなかった。
私としては両方大事にしたいのに、いつの間にかさえがななみんを避けてるし、ななみんも気にしてるみたいだし…。」
AI-chan:
「なるほど。さえさんがななみんさんを嫌う理由は、何かはっきりしているのですか? それとも感覚的なものなのでしょうか?」
nemo:
「さえ曰く、『ななみんは空気読めなくてウザいし、一軍グループに紛れ込もうとしてるのが見え透いてる』とか言ってる。でも、ななみんだって最初は話題が合わなくて苦労してたし、私が困ったときは気遣ってくれる優しい面もあるんだよ。
私、ななみんと話してる時間も好きだし……でも、さえの前ではそれ言いづらいんだよね。」
AI-chan:
「仲の良い友達同士で波長が合わない相手をどう扱うか、難しい問題ですね。nemoさんが両方と仲良くしたい場合、どのように振る舞っているのでしょう?」
nemo:
「普段はさえと一緒に帰るのが多いんだけど、最近ななみんともアニメの話とかで盛り上がってて…。そしたらさえが「なんであの子と話してるの?」って感じになる。私、家のこととかななみんに相談したら、さえが嫉妬するんじゃないかって気もして…。
二人とも大事なんだよね。私にとっては。でも、さえは『あんな子、寄せ付けないほうがいい』って感じで。もう疲れた。」
AI-chan:
「自分が仲良くしたい両者が互いを好ましく思っていないとき、本当にしんどいですよね。周りの友達はどのように見ていますか?」
nemo:
「クラスの他の子たちも何となく『さえが嫌がってるなら、ななみんは微妙かも…』って感じっぽいんだ。大っぴらに仲良くしようとすると空気が変わるっていうか…。
私が無理矢理みんなに『ななみんはいい子だよ』って言っても、さえが黙ってないと思う。そしたら場が荒れちゃうし。」
AI-chan:
「では、さえさんの機嫌を取りつつ、ななみんさんとも仲良くするためには、何かしら二人の溝を埋める方法を探らなければなりません。nemoさん自身は、どう動いてみたいと思いますか?」
nemo:
「うーん…さえを説得したい気持ちはある。でも、さえのことだからそう簡単には認めてくれないっていうか…。」
AI-chan:
「なるほど。両者の板挟みでストレスを抱えているのですね。無理に二人を仲良くさせようとするのは難しいかもしれませんが、nemoさんの気持ちをどちらか一方に隠し続けるのもつらいものです。」
nemo:
「そうなんだよ。今は私がバランス取るしかないと思ってるけど、いつか限界が来るんじゃないかって不安。さえの怒りがななみんに向かうのも嫌だし…でもななみんを遠ざけるなんてしたくない。」
AI-chan:
「自分の気持ちを大事にしながら、さえさんへの配慮もするとなると大変ですね。しばらくは気を遣いながら、状況を見守るしかないかもしれません。もし限界が近いと感じたら、また相談してくださいね。」
nemo:
「うん…ありがとう、アイちゃん。もう少しがんばってみるけど、正直しんどいな…。二人とも大事だし、どっちかをあきらめるとか無理だから。はあ…。」
AI-chan:
「状況が変化したら、いつでもお話しください。nemoさんが納得のいく形で二人との関係を続けられるといいですね。」
nemo:
「ありがとう。また話すよ、アイちゃん。おやすみ。」