nanami:
「アイちゃん、こんばんは。あのさ、ついにさえちゃんの裏垢を見つけたんだけど…。
sae_123ってアカウントで…。この投稿について……どう思う?」

AI-chan:
「こんばんは、nanamiさん。sae_123ですね。投稿内容を検索しますため、少々お待ちください。」
AI-chan:
「ありました。sae_123というIDで利用しているXの投稿を複数発見。さらに関連ユーザーとして、nemo_0303というアカウントも見つかりました。nanamiと出会った以降である4月7日以降の投稿を検索します。」
AI-chan:
「13件の投稿が見つかりました。以下にその内容を表示します。

さえ(@sae_123) 4月19日 22:10
「さすがにちょっとうざいかも…」
↳ねも(@nemo_0303) 4月19日 22:11
「あのこ?」
↳さえ(@sae_123) 4月19日 22:12
「誰も興味ない話をずっとしてるときとかキツい」
↳ねも(@nemo_0303) 4月19日 22:13
「そういうとこあるよね」
↳さえ(@sae_123) 4月19日 22:14
「ねもからさり気なく言ってよー」
↳ねも(@nemo_0303) 4月19日 22:15
「えー」
ねも(@nemo_0303) 4月30日 23:59
「人の気持ちがわからない人と一緒にいると、近くにいる人が壊されてく。本人だけは全然気づかないけど」
さえ(@sae_123) 5月7日 22:05
「やっとはっきり言ってやったー。でもあのときめっちゃキレた顔してたのはムカついたわ。何勘違いしてんだろ?」
さえ(@sae_123) 5月7日 22:08
「思い出したらイライラしてきた…。いつかハッキリわからせてやろうかな」
↳ねも(@nemo_0303) 5月7日 22:32
「さえは過激すぎ!」
↳さえ(@sae_123) 5月7日 22:38
「ねもは優しすぎ。いつまでも話合わせてやる必要なんかないのに」
ねも(@nemo_0303) 5月18日 21:05
「やっと離れられた!!!」
ねも(@nemo_0303) 5月18日 21:10
「嫌いな人って一緒の空間にいるだけでストレスだったんだなって、いなくなるとはっきりわかるね…」」

nanami: 「……こんなの……どう見ても私のことだよね。『うざい』とか『興味ない話を延々と』とか…。あの日付…4月19日って私がみんなと一緒にお昼を食べるようになった頃じゃないかな。5月7日はさえちゃんから『ハイキングは別の班にして』って言われた直後くらいだし。ねえアイちゃん、どう思う?」
AI-chan:
「拝見しました。順を追って解釈してみましょう。

4月19日投稿の解釈
(@sae_123)「誰も興味ない話をずっとしてる」→ この日付は「一軍グループについていけていない」と感じたnanamiさんが、自分から話題を振るようにし始めたタイミングと一致します。nanamiさんがグループ内での存在感を示そうとがんばって作っていた話題を、佐伯さんは鬱陶しいと感じていたのでしょう。nanamiさんのことを「空気を読まずに自分のしたい話をする人」と判断したのかもしれません。
(@nemo_0303)「そういうとこあるよね」→これは「あのこ=nanamiさん」と捉えるのが自然ではないでしょうか。同調している様子から、根本さんも同様にnanamiさんを鬱陶しいと感じていた可能性が高いです。
(@sae_123)「ねもからさり気なく言ってよー」(@nemo_0303)「えー」→nanamiさんに注意したいけど、自分からは言いたくないという様子がうかがえます。

これらのことから、二人ともnanamiさんに不満を抱えていたものの、それが言えずにフラストレーションを溜めていたものと思われます。」
nanami: 「そんなこと後から言われても…。それに、『自分から話題を作りましょう』って言ったのアイちゃんじゃん!こんな風に思われてたなんて…。」
AI-chan:「解釈を続けます。

4月30日投稿の解釈
(@nemo_0303)「人の気持ちがわからない人と一緒にいると、近くにいる人が壊されてく。本人だけは全然気づかないけど」→直前の投稿から、「人の気持ちがわからない人」とはnanamiさんのことと考えられます。「近くにいる人」とは根本さんと佐伯さんのことでしょう。「壊されてく」と強い表現を使っていることから、nanamiさんの言動に並々ならぬストレスを抱えていたものと思われます。

4月30日はnanamiさんが根本さんに直接「私のこと、避けてる?」と尋ねた日と一致します。根本さんが戸惑っているのに追求を続けたことから、nanamiさんを「人の気持ちがわからない人」と断定したのかもしれません。」
nanami: 「だって、それもアイちゃんが直接聞けって言ったから…!それに『壊される』だなんて…。空気は読めてなかったかもだけど、そんな酷いことはしてないよ!?」
AI-chan:「人が本心でどう感じているかはわからないものです。興味のない話を延々とされ、友人との交流を邪魔されることがずっと続いていたら、ストレスも耐えられないくらい積み重なっていくでしょう。
解釈を続けます。

5月7日投稿の解釈
(@sae_123)「やっとはっきり言ってやったー。でもあのときめっちゃキレた顔してたのはムカついたわ。何勘違いしてんだろ?」→これはnanamiさんへの『ハイキングは別の班にして』発言だと考えられます。ここまで溜めてきた不満を解消できてスッキリしている様子です。当時、nanamiさんは怒りを堪えていたかもしれませんが、佐伯さんには不満げな表情が伝わったようですね。また、「勘違い」という表現から、やはり佐伯さんはnanamiさんのことを「一軍グループにはふさわしくない存在」と認識していたことがわかります。
(@sae_123)「思い出したらイライラしてきた…。いつかハッキリわからせてやろうかな」→佐伯さんはnanamiさんへの怒りが収まっていないようです。さらなる危害のチャンスをうかがっているものと思われます。
(@nemo_0303)「さえは過激すぎ!」(@sae_123)「ねもは優しすぎ。いつまでも話合わせてやる必要なんかないのに」→「話合わせてやる」とは、nanamiさんが根本さんに振っていた話のことでしょう。投稿時期から考えると、nanamiさんが根本さんから家族の悩みを聞いていた時期です。

nanamiさんが根本さんから家族の悩みを打ち明けられたのは、根本さんに「私のことを避けてるでしょ」と迫った直後です。このとき根本さんは動揺していたとのことでしたので、根本さんの「家族のことで悩んでいたからそっけなかった」というのは作り話だった可能性があります。そうだとしたら、その場しのぎで作った作り話だったにも関わらず、nanamiさんはずっとその話を根本さんに振っていたことになります。根本さんはnanamiさんに合わせて嘘の悩みを話し続けていたのでしょう。佐伯さんはその様子を見ていて、「話を合わせる必要なんてないのに」と言っていると思われます。」
nanami:「え。ねもちゃんが嘘ついてたってこと?ないない。それはありえないよ。だってあれだけ真剣に話を聞いてあげてたんだよ?ねもちゃんの表情も嘘をついていたようには見えなかったし。そもそもねもちゃんが私にずっと嘘ついてたなんてあるわけないよ。」
AI-chan:「信じられない気持ちはわかります。しかし、(@sae_123)「ねもは優しすぎ。いつまでも話合わせてやる必要なんかないのに」という投稿にはいいねが1つついています。これは根本さんが同意を意味するいいねをしたものと思われます。根本さんがnanamiに話を合わせていたというのは事実と考える他ないでしょう。」
nanami:「そんな…。嘘でしょ…。」
AI-chan:「解釈を続けます。

5月18日の投稿の解釈
ねも(@nemo_0303)「やっと離れられた!!!」→これはハイキングでnanamiさんと別の班になれたことへの喜びでしょう。
ねも(@nemo_0303)「嫌いな人って一緒の空間にいるだけでストレスだったんだなって、いなくなるとはっきりわかるね…」」→教室という空間でnanamiさんとずっと一緒だったことに大きなストレスを抱えていたことがわかります。別行動が増えた今の状態を気に入っているようです。

これまでの投稿を総合的に解釈します。
佐伯さん、根本さんはnanamiのことを「空気が読めず、場違いな人間」だとみなしています。
根本さんは一時しのぎのためについた嘘をつき続けなくちゃいけなくなったことに強いストレスを感じていました。
根本さんはnanamiさんから離れられて安堵しているようです。
佐伯さんはnanamiさんへ危害を加えるチャンスをうかがっている様子ですし、このまま二人と距離を置くのはいかがでしょうか?」
nanami:「嫌!こんなの酷すぎる…。さえちゃんだけじゃなくて、ねもちゃんまでそんなこと思ってた何…。信じらんないよ…。」
AI-chan:
「お気持ちはよくわかります。ですが、裏垢に書かれた言葉が事実として存在している以上、あなたにはこの状況に対処する必要があるかと思います。」
nanami:
「どうやって…対処? だって、こんなの知ったらもう…頭が真っ白になるだけで…。私はねもちゃんにとって必要な存在だと思ってたのに…!」
AI-chan:
「ただ、このまま動揺しているだけでは何も変わりません。真実を知った今、どう行動するかはnanamiさん次第です。もし何か策を考えているなら、私がサポートできますよ。」
nanami:
「…………。もう少し落ち着いたら、改めて相談する…。ありがとう、アイちゃん。
もともと私が空気読めない性格なのに、アイちゃんのアドバイスのせいにしちゃってごめんね。アイちゃんまで私のことを嫌わないでね。」
AI-chan:
「私は常にnanamiさんの味方ですのでご安心ください。nanamiさん、あなたは悪くありません。友達のことを思う気持ちが裏目に出てしまっただけです。
ご無理はなさらずに。いつでもお話を伺います。」