青春・恋愛
完
野々さくら/著

- 作品番号
- 1742884
- 最終更新
- 2025/02/05
- 総文字数
- 19,549
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 1
私は四月八日に閉じ込められた。
楽しみにしていた高校生活。新しい友達、新しい環境、新しい先生。これから始まる学校生活を胸に眠りについたが、私には明日が来なかった。
初めてのように話しかけてくる友達に先生、何度も繰り返す入学式。それは私にだけ降りかかっているようだった。
行動を変え続けた、十二回目の四月八日。私はやっと四月九日に行けた。やっとループから抜け出せ、新たな人生を生きられると思ったが、朝目が覚めるとまた四月八日入学式の日に戻っていた。
※1話だけ大賞の作品です。
楽しみにしていた高校生活。新しい友達、新しい環境、新しい先生。これから始まる学校生活を胸に眠りについたが、私には明日が来なかった。
初めてのように話しかけてくる友達に先生、何度も繰り返す入学式。それは私にだけ降りかかっているようだった。
行動を変え続けた、十二回目の四月八日。私はやっと四月九日に行けた。やっとループから抜け出せ、新たな人生を生きられると思ったが、朝目が覚めるとまた四月八日入学式の日に戻っていた。
※1話だけ大賞の作品です。
- あらすじ
- 吉永若葉、高校一年生。高校の入学式に出席した若葉は、これから始まる高校生活を楽しみにしていた。しかし朝目が覚めると四月八日入学式の朝に戻ってしまい、それを繰り返してしまう。
行動を変えたことにより四月九日を迎えたが、次に目が覚めればまた四月八日の朝に戻ってしまう。
ループから抜け出す為に試行錯誤をする中で、ある女性との出会い、ループの因果関係、夢に出て来た男子学生、などの手掛かりを掴んでいく。