冷淡な玄武様はオッドアイの神子の愛に溺れる

お茶を運び会議をする予定の大広間へ。

上座には白虎、青龍が隣に神子が一緒に座り、下座には翡翠と香夜。
それから知らない犬と大人の女性がいる。
横座には丸い鏡。翡翠によると翡翠たちの上司である神様がいる天界と繋がっているんだとか。

まずは自己紹介タイムだ。

『香夜から挨拶なさい』
『名前と年齢と軽く紹介ね〜リラックスだよ〜』
風雅がニコニコしながら緊張ガチガチの香夜に声を掛ける。

「初めまして、碧川香夜です。年齢は17歳で元は東京にいました。目や髪は産まれつきで翡翠様によると私は瞬間移動ともう1つ力があるみたいです!失礼ないよう頑張りますのでお手柔らかにお願いします!」
頭を下げると女性たちはパチパチと拍手。

『じゃあ次はオレたちからね〜ってオレは面識あるからなしで!紅葉〜』
「わかったわよ。私は白神紅葉《しらかみもみじ》。西ノ島の当主の家出身です。18の時に風雅と天界に行って、こっちの時間軸だと今は19歳。私の神通力は怪力…です」
紅葉も緊張しているようで自己紹介を終えるとふぅ〜とため息をつく。

翡翠から白神家は氷神家と同じく初代神子の先祖を持つ家柄なんだとか。
香夜から見た、紅葉は明るくて気が強そうな女の子。神子服には名前と同じ紅葉と秋の花の装飾品、赤とオレンジのグラデーションで鮮やか。

『こっちがオレの使いの猫たち。ほら名前言ってごらん?』
「パフェにゃ」
「チョコにゃ」
ミケ子猫の女の子がパフェ、黒白子猫の女の子がチョコ。
パフェは紅葉に甘え、チョコは紅葉に何度も猫パンチをしている。

「猫ちゃん可愛いですね〜」
『ええ』
香夜と翡翠はこっそり小声で話す。後で触らせてもらえないか聞いてみよう。