冷淡な玄武様はオッドアイの神子の愛に溺れる

四神様が来る日。
香夜は午前の授業が終わると急いでトナカイとエゾシカの待つ海辺へ走る。
今日ばかりは島の住人たちにヒソヒソされても耳に入る余裕はない。


急いで帰ると仕事をしている翡翠。
「ただいま愛してます!まだ来られてないんですよね!」
息を切らしながら愛を伝えつつ焦っている香夜。

『落ちつきなさい。まだですよ』
ホッとした香夜は水無月に水でも飲んで落ちつこうかと話、台所で水を一口飲んだ瞬間、びゅゅゅうと強い風が吹き、降水確率0の晴天の青い空に雷がゴロゴロと鳴ると動物たちが騒いでいた。

香夜は慌てて翡翠の元に行くと『来ましたか』と冷静。
一緒に外に出ると超巨大な白い虎と青い龍。
虎と龍は明らかにこちらに向かっている。

香夜もこれには大絶叫し腰を抜かしてしまう。

虎と龍はゆっくりと頭を下げると頭の上にはそれぞれ女性と動物がいた。
女性たちが降りると光を放ち、人型に変わる。


『やっほ〜ちょっとぶり〜翡翠に香夜ちゃん』
『ふんっ』
明るく手をあげたのは白虎の風雅だ。
もう1人の方は龍の方だろうか?

女性は1人はニコッと微笑み、もう1人は仁王立ちしている。

『よく来ましたね。挨拶は中に入ってからしましょうか』
ぞろぞろと翡翠の屋敷に入っていく。
香夜は急ぎ、お茶の準備だ。