濁った池の汚れを拭くが机と椅子には油性ペンで悪口が書かれていた。
「来年の生徒が使うこと考えてないよね……明日、除光液持ってこよう」
机と椅子を運び、教室に戻るとすでに1時間目の授業が始まっていた。
教師はびっくりしていたが香夜のことは咎めなかった。
「うわ〜臭ぇ〜」と男子生徒が大声をあげると他の生徒も香夜に暴言を吐く。
教師が止めてくれ静かにはなる。
暇さえあれば香夜に嫌味を言うが水無月の手前、手だけは出さない。
昼休みが少し終わる数分前に教師らしき男性が香夜の前に立つ。
周りを見ると女子生徒はキャアキャアと黄色い声。
たしかにイケメンだが絶世の美形である翡翠と白虎の風雅を見た後ではフツメンにしか見えず、感覚が可笑しくなってるなと心の中で苦笑い。
「君が漂流してきた玄武の神子の香夜さん?」
「はい。誰でしょうか?」
「この後のアヤカシ学科を担当する特別講師の天狗のアヤカシ・光璃《みつり》です。よろしくね」
時間割表に「妖」と書かれており何のことかわからなかった。
「光璃先生ですか…何かご用でしたか?」
「アヤカシ学科と聞いてなんの授業かわからないよね?だから軽く説明しておこうと思ってさ」
アヤカシのことはサッパリなのでありがたく聞くことにした。
「島の人間は大なり小なり霊力があって、島の住人の中で長女だけがアヤカシの番になる。アヤカシ側はだいたい14歳前後から番を4つの島を巡り、自分の霊力と見合う人間の女性を番にする、これはいいかな?」
「はい」と答えた、翡翠が教えてくれたことだ。
「人間側もアヤカシと同じくらいの年齢になると番になる者が多い。中には霊力が強いと小さい頃や霊力が発現する8歳になった時にアヤカシ側から番の打診が来るんだ。つまりこの学校に通う女生徒たちの中にはは番のアヤカシがいて18歳の高校卒業後にアヤカシの世界へ行く。番になるならないに関係なくアヤカシについて知ってもらう目的がアヤカシ学科」
面白そうと思った。
「先生も番がいるんですか?」
「残念ながらいない!香夜さんが番になってくれるかな?」
「絶対に嫌ですね」
冗談っぽく悪戯っ子のように笑う光璃。
お硬い授業じゃなさそうだし、光璃先生も面白い先生だから楽しい授業になりそう。
補足で高校1年からアヤカシ学科の授業があるらしく、月に2回でそれ以外は一般学科の授業になるんだとか。ちなみにアヤカシ学科を作るように提案したのは翡翠で他の島にはアヤカシ学科はない。
香夜は教壇に立っていた。
(なぜに……)
「来年の生徒が使うこと考えてないよね……明日、除光液持ってこよう」
机と椅子を運び、教室に戻るとすでに1時間目の授業が始まっていた。
教師はびっくりしていたが香夜のことは咎めなかった。
「うわ〜臭ぇ〜」と男子生徒が大声をあげると他の生徒も香夜に暴言を吐く。
教師が止めてくれ静かにはなる。
暇さえあれば香夜に嫌味を言うが水無月の手前、手だけは出さない。
昼休みが少し終わる数分前に教師らしき男性が香夜の前に立つ。
周りを見ると女子生徒はキャアキャアと黄色い声。
たしかにイケメンだが絶世の美形である翡翠と白虎の風雅を見た後ではフツメンにしか見えず、感覚が可笑しくなってるなと心の中で苦笑い。
「君が漂流してきた玄武の神子の香夜さん?」
「はい。誰でしょうか?」
「この後のアヤカシ学科を担当する特別講師の天狗のアヤカシ・光璃《みつり》です。よろしくね」
時間割表に「妖」と書かれており何のことかわからなかった。
「光璃先生ですか…何かご用でしたか?」
「アヤカシ学科と聞いてなんの授業かわからないよね?だから軽く説明しておこうと思ってさ」
アヤカシのことはサッパリなのでありがたく聞くことにした。
「島の人間は大なり小なり霊力があって、島の住人の中で長女だけがアヤカシの番になる。アヤカシ側はだいたい14歳前後から番を4つの島を巡り、自分の霊力と見合う人間の女性を番にする、これはいいかな?」
「はい」と答えた、翡翠が教えてくれたことだ。
「人間側もアヤカシと同じくらいの年齢になると番になる者が多い。中には霊力が強いと小さい頃や霊力が発現する8歳になった時にアヤカシ側から番の打診が来るんだ。つまりこの学校に通う女生徒たちの中にはは番のアヤカシがいて18歳の高校卒業後にアヤカシの世界へ行く。番になるならないに関係なくアヤカシについて知ってもらう目的がアヤカシ学科」
面白そうと思った。
「先生も番がいるんですか?」
「残念ながらいない!香夜さんが番になってくれるかな?」
「絶対に嫌ですね」
冗談っぽく悪戯っ子のように笑う光璃。
お硬い授業じゃなさそうだし、光璃先生も面白い先生だから楽しい授業になりそう。
補足で高校1年からアヤカシ学科の授業があるらしく、月に2回でそれ以外は一般学科の授業になるんだとか。ちなみにアヤカシ学科を作るように提案したのは翡翠で他の島にはアヤカシ学科はない。
香夜は教壇に立っていた。
(なぜに……)



