冷淡な玄武様はオッドアイの神子の愛に溺れる

「やばいぃ〜!翡翠様おはようございます!」
『ええ、おはようございます』
「おはよエマぁ…」
翌朝、指定された時間よりも30分遅刻してしまった。
すでに翡翠が翡翠の頭の上に乗った水無月も眠そうにし
「遅れてすみません!」
『貴女には無理なようですね。もうやる事はありませんから部屋に戻って構いませんよ』
頭を下げ謝罪したが翡翠からは冷たい一言。

(ベッドがフカフカで寝過ごすなんて…私ほんとやらかしてばっかだ。なんとかこのミスを取り戻さないと!)

「翡翠様、朝風呂とかどうですか?お風呂掃除してきます!」
『天然温泉ですから不要です』

また役に立てなかった…

お風呂に入って気分リフレッシュだ!と風呂場に向う。
翡翠から好きな時に入っていいとお許しをもらっていた。
「それにしても本当に広いお屋敷で迷いそう。少しずつ覚えないと」

お風呂は数十人くらい入れそうな大浴場で檜風呂に周りは木でできた作り。
外の方に目を向ければ緑の木々たちと青い綺麗な海が広がり眺めも最高だった。

髪と体を洗う香夜。
香夜の体には家族たちから受けた傷が無数あった。
世間体を気にしていたので見えない場所を狙われたのだ。

(翡翠様には見られたくないなぁ…)
気持ち良さからウトウトと寝落ちしかけた時、お湯が揺れる。

ハッと慌てて目を覚ますと少し離れた湯船に翡翠がいた。


「………!!」