◎あとがき(柊乃なや)

夏川とりりこのお話を見届けてくださりありがとうございました!
前ページで洋梨ちゃんも書いてくれているように、この『劣情にmistake』は、前半を柊乃、後半を洋梨ちゃんという構成でお送りさせていただきました!

実はこのコラボ企画、お互いにプロット(物語全体の流れや構想)を共有せずに前半と後半を書いたので、あがってきた原稿を開く瞬間の興奮ときたら……!凄まじすぎました……!

なのでお察しのとおり、洋梨ちゃんが書いてくれたこのお話の後半を初めて読んだ夜は、感動と興奮でひとり狂ったように暴れていました……。
そして今、きっとみなさんも同じように余韻に浸ってくださっているのではないかなと思います……!

洋梨ちゃんの繊細なタッチで紡がれるふたりのやりとりが尊いのはもちろんのこと、なによりラスト……ですよね……涙
りりこの選択、そして夏川の選択。どちらかの願いが叶えばどちらかが傷つくことになってしまう。そのどちからを受け入れるしかないんだな……と、ゆるやかな喪失感を抱えながらページをめくった先で────あの展開、ですよ。度肝を抜かれました。読者さんだって誰ひとりとして予想できなかったんじゃないかと思います。
単なるハッピーエンドでもバッドエンドでも、はたまたメリーバッドエンドでもない。
ふたりにとっての、ふたりだけの幸せ。その最適解を見た気がします。こんなの洋梨ちゃんにしか描けないよ、本当に本当にありがとう ᵕ ᵕ̩̩

そしてこれは私の勝手な考察なのですが!
epilogue……気づきましたか皆さん。

もちろん🐈‍⬛川もそうですが、広い家にずっとひとりだったはずのりりこちゃん、お父さんと会話をしているですよね……!
(こういう細かいところまで大切にしてくれる洋梨ちゃん、本当に大大大好き、そして一生大大大ファンです)

ここではとても語りきれない感想を語るべく、
12月25日に洋梨ちゃんとスペースをします!!
ぜひ遊びにきてくださるとうれしいです!
(詳しくはXにて…!)

最後になりましたが、洋梨ちゃんの方でも『不敵にdanger』という作品を公開してくださってるので、ぜひ見てくださいーっ♡
感想ノートやSNSにてご感想などいただけるととってもうれしいです…!

ありがとうございました!
2024.12 柊乃なや

【おまけ】男子高校生メーカーをお借りしてつくった夏川です🐈‍⬛