そして俺は雨夜と共にこの件の報告書、を作成することにした。
一つ一つの仕事の最後に報告書、という形で俺たちは資料として保管している。
だが、この報告書を作成する作業。
これが俺は大っ嫌いだ。
何かを書く作業が不得意で、しかも大量の文字を読むのが嫌いなのだ。
だから時間がかかる。
報告書は、全て手書きでネチネチわかりきったことを全て文字に表さなければならない。
厳重に管理された倉庫に保管するから紙でなければならないのだ。
そして後からもう一度管理されたパソコンに打つのだ。
面倒なことこの上ない。
「最初からパソコンでいいじゃねぇかよ、、。くっそ、、。」
報告書に向かって愚痴を吐く。
「仕方ないですよ。、、こんな感じでいいですか?」
隣から雨夜が、確認してください、と報告書を俺に差し出す。
「たぶん、いいんじゃねぇの?」
俺は読むのが嫌になって適当に言った。
「何言ってるんですか?ちゃんと見てください。これで間違ってたらどうするんですか?」
「いいよ、別に。」
「どうしてですか?」
「だって、俺が怒られるだけだし。」
「はい?それ理由になってません。ちゃんと読んでください!怒られるより報告書作る方が嫌なんですか?」
俺を言い聞かせる雨夜。
俺は嫌がって駄々をこねる。
「はいはい、2人とも。雨夜は今日が初めてなのにテキパキしててえらいわね。葉月も、見習いなさい。でも、休憩も大事だから、ちょっと休んでから報告書見てあげなさい。」
鈴がたしなめる。
「うっす、、。」
俺は机に突っ伏して目を瞑った。
丸一日かけて報告書を完成させ、俺たちは報告書を影の元に渡しに行った。
「よく書けています。いいですよ。雨夜、初めてでしたが、よく出来ていましたよ。そして葉月、今回は初めてのリードでしたが、よくがんばりましたね。」
影が優しく言葉をかけた。
「ありがとうございます。」
俺と雨夜は頭を下げた。
「お疲れ様でした。今日はあがってください。」
影が言ってくれたので、お言葉に甘えることにし、礼をして影の部屋を出た。
一つ一つの仕事の最後に報告書、という形で俺たちは資料として保管している。
だが、この報告書を作成する作業。
これが俺は大っ嫌いだ。
何かを書く作業が不得意で、しかも大量の文字を読むのが嫌いなのだ。
だから時間がかかる。
報告書は、全て手書きでネチネチわかりきったことを全て文字に表さなければならない。
厳重に管理された倉庫に保管するから紙でなければならないのだ。
そして後からもう一度管理されたパソコンに打つのだ。
面倒なことこの上ない。
「最初からパソコンでいいじゃねぇかよ、、。くっそ、、。」
報告書に向かって愚痴を吐く。
「仕方ないですよ。、、こんな感じでいいですか?」
隣から雨夜が、確認してください、と報告書を俺に差し出す。
「たぶん、いいんじゃねぇの?」
俺は読むのが嫌になって適当に言った。
「何言ってるんですか?ちゃんと見てください。これで間違ってたらどうするんですか?」
「いいよ、別に。」
「どうしてですか?」
「だって、俺が怒られるだけだし。」
「はい?それ理由になってません。ちゃんと読んでください!怒られるより報告書作る方が嫌なんですか?」
俺を言い聞かせる雨夜。
俺は嫌がって駄々をこねる。
「はいはい、2人とも。雨夜は今日が初めてなのにテキパキしててえらいわね。葉月も、見習いなさい。でも、休憩も大事だから、ちょっと休んでから報告書見てあげなさい。」
鈴がたしなめる。
「うっす、、。」
俺は机に突っ伏して目を瞑った。
丸一日かけて報告書を完成させ、俺たちは報告書を影の元に渡しに行った。
「よく書けています。いいですよ。雨夜、初めてでしたが、よく出来ていましたよ。そして葉月、今回は初めてのリードでしたが、よくがんばりましたね。」
影が優しく言葉をかけた。
「ありがとうございます。」
俺と雨夜は頭を下げた。
「お疲れ様でした。今日はあがってください。」
影が言ってくれたので、お言葉に甘えることにし、礼をして影の部屋を出た。



