ー花火大会当日ー

カイト「ふぅ…」ソワソワ
セータは、まだ来てない。
リア「お待たせ〜!」

ドキッ

浴衣姿のリアは、凄く綺麗だった。
カイト「っ…」
リア「浴衣着てみたけど、どうかな?」
カイト「…に…似合ってんじゃね…」
リア「良かった!」
すると。
セータ「似合ってるよ、リア。」
リア「セータくん!ありがとう。二人も凄くかっこいい!」
カイト「え…」
セータ「ありがとう。」
セータ母「セータ!ちょっと来て!」
セータ「母さん?」
セータ母「セイラが、今年はセータと花火観たいって。」
セータ「え…姉さんが?」
セータ母「お友達と約束してたなら、ごめんなさいね。でも、今回はセイラと一緒にいてあげて。」
セータ「えぇ…?……わかったよ。」
セータ母「ありがとうね。」
そう言って、セータの母さんはセータを連れて行った。
カイト「…なんか…二人になったな。」
リア「うん…でも、お姉さんが呼んでるなら仕方ないよね…」
カイト(…これなら…誰にも邪魔されずに告白できるか…?)
リア「…花火、観に行く?」
カイト「ああ…」