ー翌日ー

リア「セータくん、この村の海を見てみない?」 
セータ「海?いいね!」

ー浜辺ー

セータ「わぁ!綺麗な海だね!」
リア「でしょう?」
セータ「…でも、リアの方がもっと綺麗だよ」
リア「え…ありがとう///」
カイト「……」
カイトが、不満そうな顔をしてる。
僕の方が1枚上手だね。
セータ「カイトって、リアのこと好き?」コソッ
カイト「は?」
セータ「だって、僕がリアを褒めた時、嫌そうな顔してたでしょ?」
カイト「……」
セータ「まぁ、どっちにしろ譲る気はないよ。」
カイト「…引っ越してきたばかりのくせに生意気だな…」
セータ「そう?一目惚れしちゃったから仕方ないと思うけど。」
カイト「一目惚れ…?」
セータ「うん。」
カイト「…分からなくはないけど…」
セータ「だと思った。」クスクス
カイト「何だよ」
セータ「カイトって、リアと幼馴染なんだよね?」
カイト「それがどうした」
セータ「幼馴染だからって、調子乗らないでね?」
カイト「…お前こそ、引っ越してきたばかりのくせに調子乗るなよ」
セータ「そう言うなら、受けて立つよ。」