先生、本気ですか?




 * * *


「それじゃあ、
 今日は、これで終わり。
 次は三日後だね」


 あぁ~。

 今日は、いろいろなことがあり過ぎて頭と心の中が大忙しだった。


 それだからだろう。
 勉強も、なかなか集中することができなかった。



 問題を解いている。
 その間、何回も思い出してしまった。

 空舞(あむ)さんと……キス……したこと。


 空舞さんの唇の感触。
 まだ残っている。


「三日後かぁ。
 それまで絢音くんに会えないのは寂しいな」


 確かに。
 空舞さんに会えるのは勉強を教えに来てもらうときだけ。



 あぁ、そうだよな。

 それは寂しい、かな。


「……だからさ、絢音くん」