それ、なのに..............................
「お前がいつまでもそうしてんなら、
今日から、俺はやり方を変える」
めいちゃんは、そう宣言すると。
「..............................、」
私が言葉を出さないのを、
良いことにジリジリと迫ってくる。
そして、遂に、
──────逃げ場がなくなった。
背中には壁、正面にはめいちゃん。
(〜〜っ、視線、そらせない、)
そう心の中で思った瞬間。
──────ドクンッ!
と、心臓が激しく脈を打った。
まるで、〝ココロ〟に、
『視線を逸らすな』と言われてるように.........っ。