「だから、2人一緒の気持ちは、
この先も、ぜってー、消えねーよ」
トンッと、私の真ん中に指をついためいちゃん。
そして...........................
『そうだよ、小雪』
私の目の前に、
思念体のようにいるお姉さんの姿。
「う、そ」
『嘘じゃないよ、小雪』
嘘だと思いたくて、
自然と手を伸ばしてみるけど。
一向に触れなくって.....................
「なん.........でっ、」
出てくるのは驚きでいっぱいの言葉。
だけど、お姉ちゃんは、
気にも止めてくれず、話を続けた。
『2人で共有してた気持ちだから、
2人一緒の気持ちは、消せなくて。ね、
小雪に辛い思いさせてたら、ごめん、』
「...............っ、おねぇ、ちゃん、」
私は、お姉ちゃんと、
また会えただけで、こんなにも嬉しいのにっ。