感想ノート

  • お疲れ様です。
    僭越ながら感想を残させて頂きます!

    過去の出来事から、自分を隠し続けてきた渡辺。そんな渡辺がありのままで居られる時間。その一時に一目惚れした日向。この糸の絡み合いがまずドラマチックだなと思ったところに、繕った渡辺すらも受け入れる日向と優しさに、図らずも「恋」という感情が生まれていったのかなと感じました。

    自由のままに奏でたギターの音色が渡辺の心そのもので、その音に惹かれた日向は、はじめから既に聴覚から、渡辺の心に触れていたのかなと感じました。

    互いに知らない事を知っていく中で、どんどん惹かれていく描写も、些細な言葉で、呼ばれた名前で、ひとつの表情で、揺れ動く心の描写など、思わず読んでいるこちらも、深く心臓の脈を打ってしまう、そんな純愛で美しい作品でした。

    まだ名も無い感情も、2人の時間を経ていくに連れて、徐々に浮かび上がる名前は、在り来りな名前でも、2人にとっては特別で、そんな等身大の恋を改めて感じさせてくれるような、爽やかで、甘い素敵なラブストーリーでした。

    素敵な時間をありがとうございました!
    これからも、ご無理のない範囲での活動頑張って下さい!🍅

    芽雨りこ 2024/10/31 17:01

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