とある休日の昼下がり。
「うーん。やっぱり私はハーフアップがいいなぁ」
「モモは髪が柔らかくてふわふわしてるから、ポニーテールも似合うと思うよ」
「えへへ、やっぱり〜?」
モモと光香は楽しげにお茶をしていた。
「え、なになに、なんの話ですか? 鷲見も混ぜてください♡」←そこへやってきたスミィ。
※もしかして原稿の調子がいいのかな、と若干期待している。
「あ、スミィ。実はさー、今度スミィのとこの出版社のパーティがあるじゃん?」
「え……いや、あれモモ先生欠席するって言ってましたよね? 私もうそのつもりで処理しちゃいましたよ?」
「そうじゃなくて。もしそこで私に会いたかったべつの出版社の編集さんがスミィを通じて私と繋がったとしてよ? のちのち作品が出版されるってことになってー、その作品が大ヒットして祝賀パーティー開くときがきたら、どんな髪型がいいかなって話」
「へぇー……びっくりするくらいくだらない現実逃避ッスね……」
※それより原稿ください。締切昨日なんですよ……。