音楽日和


2025.12.9&10
【LIVE at HOME vol.9 @ 東京ガーデンシアター】


GLAYのTERUさん主催のイベント【LIVE at HOME vol.9】を観に行きました!

まずは『LIVE at HOME』とはなんぞや?という話から。

GLAYのTERUさんが、コロナ禍だった2020年に緊急事態宣言でライブやイベントが相次いで中止になる中、「ライブ会場じゃなく自宅にいてもファンに歌を届けたい」という想いから1人で始めた配信ライブがきっかけでシリーズ化した企画です。

第9回目となった今回は『昭和歌謡』がテーマでした。

Z世代で昭和歌謡がブームだとメディアでも度々目にはしていたけど、1985年生まれで平成J-POP全盛期世代の私でも知ってる曲ばかりでした。

初日は運良くアップグレード席(ステージ前方確約席)に当選して上手側アリーナ10列目、2日目は2階バルコニー席の上手側でしたが、1曲目の中島みゆきさんの『時代』からTERUさんの歌に惹き込まれて泣きそうでした。
  
やっぱり私はTERUさんの歌声が大好きなんだなと改めて思いました。

私は特にここ数年のTERUさんの声と歌い方が一番好きで、特にバラードの時の歌詞を一言一言丁寧に大切にした感情の込め方、抑揚のつけ方がすごく好きなんです。

だから、ステージにかなり近い席で座ってじっくりTERUさんの歌う姿を観ることが出来て幸せでした。
 
そして今回はストリングスもあり、とても癒やされました。

音響がコンサートホール並に良くて聴きやすかったです。

前半に歌った『悲しくてやりきれない』は原曲を聴いたことはないけど、兼ファンしているKOKIAさんがアルバムでカバーしていた曲で耳馴染みのある曲だったので、まさかTERUさんの声で聴く日が来るなんて思ってませんでした。

そして第2部からはバンド編成で、HISASHIさん&LUNA SEAのINORANさんのツインギター&ベースTOKIEさんというスペシャルメンバー。

特にいつもは下手(しもて)にいるHISASHIさんの立ち位置が今回は上手(かみて)だったので、とても新鮮でした。

今回歌われた昭和歌謡カバー楽曲の中では沢田研二さんと中森明菜さんの曲が一番TERUさんの声に合ってるなと思いました。

そしてGLAY楽曲の中では私が大好きな『Beautiful like you』が聴けて嬉しかったのですが。

ラストの「私はいつでもあなたのそばにいる」をアカペラで歌う部分をTERUさんがアレンジしてフレーズを足して長めに歌ったら、HISASHIさんが歌い終わったあとのMCで「長ぇよ!」と突っ込んで爆笑w

おかげで2日目、TERUさんがどうするのか気になってちょっと笑いそうになっていたのですが⋯

案の定、2日目もHISASHIさんが「皆さんよく耐えましたね!?」ってイジっててまたまた爆笑w  

そしてここからGLAYちゃんの超仲良しMC。

TERUさん:「昨日長いって言われたから今日はもっと長くしてやろうかと思ったんだけど。この前のツアーでやったら、TAKUROが『てっこ、あれ良かったよ〜』って言うからさ。ハンドマイクで歌うのもそうなんだけど。
今日はTAKURO観に来てるから、TAKUROに良かったって言われたことは全部やろうと思って」

HISASHIさん:「そりゃあリーダーはTERUファンだから、TERUのやることは何でも良いって言うよ!高校の頃からずっとそうじゃん!」

会場爆笑

TERUさん:「INORANくん、どうですか?」

INORANさん:「GLAYって仲良いね〜」

TERUさん:「LUNASEAは誰か見に来たりしないんですか?」

INORANさん:「来るわけないじゃん!」

TERUさん&HISASHIさん&会場爆笑

という一幕がありまして。

本当にGLAYは仲良しだな〜とほっこりしました。

そしてラストはサックスで武田真治さんもゲスト出演したのですが、とにかくトークが面白すぎてw

北海道会でGLAYと交流があることも今回ゲスト出演することも事前に知ってはいましたが、リアルでトークを聴いて一気に会場の空気を持っていく独特のキャラがまさに「クセが強い」人だなと思いました。

初日はタンクトップで登場してTERUさんの衣装が黒と言われていたのに急に赤にされたことをバラしたり、写真撮りたい!と言ったり、2日目は長袖を着てきたのに客席から「脱いで」コールされて登場からやり直したり、「LUNASEAとGLAYが共演されることはあるんですか?」「今年あったけど、滅多にないね」「そういうことをもっとMCで言った方が良いと思います」とTERUさんのMCにダメ出ししたり、曲紹介でチェッカーズの別曲をタイトル・コールしてサックスを吹き始め、TERUさんも悪ノリに付き合ってワンフレーズ歌うという自由過ぎる流れに会場は爆笑でした。

HISASHIさんが「皆さん、JIROがいないとTERUは暴走します!」と突っ込んでたのも良かったです。

正直言うと私はメンバーのソロ活動にはあまり興味がなく⋯⋯最初はGLAYのライブじゃないなら行かなくてもいいかな〜と見送ろうかなと思っていました。

しかもauのリプレイプロジェクトのインタビュー動画でTERUさんが「音楽のソロ活動は苦手。やるならGLAYでやりたい」と言っていた後の発表だったので、「ソロやらないって言ってたやないか〜い!」という突っ込みたくなるタイミングで。

でも今年は6月以降GLAYの活動はお休みと宣言されていたので、休み取れないわけではないし、長年TERUさんファンだし、せっかくだし行ってみようかなと決意。

チケット取れた直後にHISASHIさんの参加も決まり、特にTERUさん&HISASHIさんコンビが好きな私は参加決めて良かったなと思いました。

初日は前日に知恵熱が出たり、お腹痛くなるくらい緊張していたと会員サイトやMCで話していたけど、それもすべては「GLAYの顔に泥を塗りたくない」という強い責任感やプレッシャーからだとも話していて、TERUさんは本当にGLAYが大好きなんだなとも思いました。

今度はぜひGLAYで昭和歌謡のカバーをやってほしいなと思いました。



〜SET LIST〜


【第1部】


1.時代/中島みゆき

2.ひこうき雲/松任谷由実

3.悲しくてやりきれない/ザ・フォーク・クルセダーズ

4.見上げてごらん夜の星を/坂本九

5.そして僕は途方に暮れる/大沢誉志幸

6.元気を出して/竹内まりや

7.Carnival/Azumi (wyolica)

8.浪漫飛行/米米CLUB


【第2部】


9.HERO/甲斐バンド

10.たしかなこと/小田和正

11.さくらびと/GLAY

12.Beautiful like you/GLAY

13.勝手にしやがれ/沢田研二

14.飾りじゃないのよ涙は/中森明菜

15.BLAST/GLAY

16. Someday/佐野元春

17. Jim&Janeの伝説/チェッカーズ


【ENCORE】

月の夜に/GLAY









3枚目の匿名のお花はどなたからだったんだろう?
客席参加だったTAKUROさんかJIROさんかな?
ご両親かご家族かな?