昼休みになると紅葉たち女子生徒達は屋上で昼ご飯を食べる。
たまに教室の時もあるが屋上がほとんど。
屋上には中学生もおり賑やかだ。
昼寝をしていた風雅も紅葉の隣に座り、紅葉が食べる姿を楽しそうにみている。
風雅が恋愛相談したり赤ちゃんサイズの時に抱っこされるようになってからは女子生徒とも仲は良い。
「風雅様、今日はずっと楓の話しで持ちきりだったんですけど紅葉がず〜っと不機嫌だったんですよ」
「アヤカシに嫌な思いしたのはわかるんだけどね〜」
『双子とはいえ、楓が決めることだろ?』
「わかってるけど…楓は私のせいで嫌な思いしてるから幸せになってほしいのよ!不幸になるなら私が排除しないとって…」
「紅葉。まずは話ししたいから見守ってほしいな」
『ほら、楓もそう言ってるしいい加減に聞き分けようね〜』
「わかったわよ!」
『腕輪は外さないようにね〜何かあったらオレが守るからさ。で、いいよね紅葉』
「アヤカシに対抗するには風雅を頼った方がいいし仕方ない」
「はい、わかりました」
とりあえず紅葉も納得したので楽しくランチタイムをしているとソワソワしコチラが気づくと近寄ってきた生徒たちがいた。
「えっと…白神のお姉さんですよね?私たちは美晴の同級生です」
セーラー服と学ランを来ていたので中学生とは思っていたが、美晴のクラスメイトのようだ。
中学生3人組は言いにくそうに話す。
「美晴はどうしてますか?」
「まぁ…元気よ」
楓が答える。
「そろそろ学校来てほしいなって…」
「アンタらが虐めたから不登校なんでしょ?」
「……」
紅葉がキツく言うと中学生たちは黙った。
楓も風雅も美晴の事情は知っているし紅葉がキツくあたるのはわかるので中学生たちを庇わなかった。
「僕たちクラス全員謝りたいんです。今より子供だったから考えなしで言ってしまったことを…」
「……」
「美晴に伝えておくわね。ちゃんと美晴に謝るのよ?」
「はいっ!!」
無言の紅葉に対し楓は中学生を諭した。中学生たちは頭を下げ屋上から去っていった。
「美晴…どう思うかしらね」
「すぐには無理じゃない?」
謝ったところで4年間の引きこもりした美晴がどうするかわからない。
最近になって家から出て神社を手伝ってはいるものの、また逆戻りしそうで怖い紅葉と楓。
たまに教室の時もあるが屋上がほとんど。
屋上には中学生もおり賑やかだ。
昼寝をしていた風雅も紅葉の隣に座り、紅葉が食べる姿を楽しそうにみている。
風雅が恋愛相談したり赤ちゃんサイズの時に抱っこされるようになってからは女子生徒とも仲は良い。
「風雅様、今日はずっと楓の話しで持ちきりだったんですけど紅葉がず〜っと不機嫌だったんですよ」
「アヤカシに嫌な思いしたのはわかるんだけどね〜」
『双子とはいえ、楓が決めることだろ?』
「わかってるけど…楓は私のせいで嫌な思いしてるから幸せになってほしいのよ!不幸になるなら私が排除しないとって…」
「紅葉。まずは話ししたいから見守ってほしいな」
『ほら、楓もそう言ってるしいい加減に聞き分けようね〜』
「わかったわよ!」
『腕輪は外さないようにね〜何かあったらオレが守るからさ。で、いいよね紅葉』
「アヤカシに対抗するには風雅を頼った方がいいし仕方ない」
「はい、わかりました」
とりあえず紅葉も納得したので楽しくランチタイムをしているとソワソワしコチラが気づくと近寄ってきた生徒たちがいた。
「えっと…白神のお姉さんですよね?私たちは美晴の同級生です」
セーラー服と学ランを来ていたので中学生とは思っていたが、美晴のクラスメイトのようだ。
中学生3人組は言いにくそうに話す。
「美晴はどうしてますか?」
「まぁ…元気よ」
楓が答える。
「そろそろ学校来てほしいなって…」
「アンタらが虐めたから不登校なんでしょ?」
「……」
紅葉がキツく言うと中学生たちは黙った。
楓も風雅も美晴の事情は知っているし紅葉がキツくあたるのはわかるので中学生たちを庇わなかった。
「僕たちクラス全員謝りたいんです。今より子供だったから考えなしで言ってしまったことを…」
「……」
「美晴に伝えておくわね。ちゃんと美晴に謝るのよ?」
「はいっ!!」
無言の紅葉に対し楓は中学生を諭した。中学生たちは頭を下げ屋上から去っていった。
「美晴…どう思うかしらね」
「すぐには無理じゃない?」
謝ったところで4年間の引きこもりした美晴がどうするかわからない。
最近になって家から出て神社を手伝ってはいるものの、また逆戻りしそうで怖い紅葉と楓。