昼はお高いお店で食事をし、服やアクセ、書店やドラッグストアで買い物を楽しんだ。
小太郎も出来上がった新しい眼鏡に感動していた。

帰りに家族のお土産にとドーナツとお高いチョコレートや焼き菓子などを購入。


外の出店でクレープとフラペチーノを飲んでいると、紅葉は何かに気付き走って行ってしまった。

「紅葉!お前危ないだろ!」
小太郎がとめようと声かけるが聞いてない


「かわいい〜〜」
紅葉はヨダレを垂らしながらゲヘヘ〜と変な声を出していた
『オレ以外もこんな反応するんだ〜』


「ほんと可愛い〜」

「にゃんこ〜」

紅葉が見つけたのは野良猫だ。

白猫のお母さんに茶トラ、黒と白、黒、ミケの4匹の子猫たちだ。

「にゃーん」
お腹が空いているようだ。

「お腹空いてるのね。コンビニで買ってくるわ!」「紅葉、野良に餌あげたら駄目だよ。無責任すぎる」「でめ〜モフモフが…」

『この子たち飼おうか』
「ふ、風雅様…」
風雅には反対できず、楓も美晴も飼いたいと同意した。

「なんか毛色バラバラね」

『………なるほど。白猫ママの子は黒と黒白の子らしいね。あとの子は懐かれたから面倒みてるだけだって』

「へ〜優しいんだ」

「って猫の言葉わかるの!」

『うん。神獣だからね。この白猫ママは人間に捨てられたんだってさ』

「こんなモフモフを捨てるなんて!お前が人生から捨てられろ〜っての!!」
モフモフ大好き紅葉は猫を捨てた人間にブチギレていた。




風雅が飼うと決めたので、ペットショップに寄り最低限必要な物を買った。
風雅と紅葉に後日にでも街に行ってもらい揃えることにした。