ホラー屋敷にやってきた。
紅葉が
「…………えっ?」


中は真っ暗で人の声もしない

「楓!美晴!小太郎兄ちゃん!」

……………………


「取り残された?そういうアトラクション?」


手探りで歩く

何かにぶつかってくれれば建物の中にいるんだと認識できるんだと思ったのだが何もない



「やっと2人っきりだねェ紅葉ィィ」

「ぎゃああああっ!!」

紅葉の前にヌルリと男が現れた。
真っ暗の中、その男の周りだけが光っている。

「けひひっ。可愛げないなァ〜昔は可愛がってやったのに」


「なんでよ…なんで私ばっか狙うのよ」

紅葉は力つきたように膝をつき座りこんだ

「ダメじゃないか…俺という番がいながら浮気なんてさァ〜ごめんなさいはァ?」

「わ、私はアンタの番になった覚えないんだから!」

「お仕置きが必要だねェ〜けひひっ。前よりずっと痛いやつだァ」

「はぁ………はぁ………はぁ………」


「思い出しちゃったァァァ〜!じゃあ一生忘れられない俺の番の証を体に切り刻んでやるよオオオ」



「はぁ…ふ…風雅ぁぁぁ!!!」