遊園地に行ってみることになった。
十六夜&榛名も初めてらしく4人共、係員の説明やパンフレット片手に初めて見る不思議なアトラクションに恐る恐る楽しんだ。


「んん〜甘ぁい〜」
休憩がてら某有名なカフェにやってきた。
人生初の抹茶フラペチーノを飲んだ。抹茶と合わないと思ったが、モンブランを頼んだ。

榛名はキャラメルフラペチーノでフルーツのパウンドケーキを頼んだ。

「あれ?風雅と十六夜様は水?パパに風雅と買い物行くって言ったら沢山お小遣い貰ったし遠慮しなくていいよ」


『オレたちは食事をしないんだ。酒と水、お茶くらいなら飲めるな』

「へ〜人生損してんのね」といいながらモンブランをパクリ。


『生贄なら食べるよ?』

「食べたことあるの?」

『一度もないなぁ。遊びまくったら帰すだけだよ』


『俺様もだ。150年に一度だが放置だな。榛名は別だが』

「ん?150年?西ノ島は1年に1度なんだけど…」

『生贄は神獣それぞれなんだ。オレは島の娘と遊ぶついでにこっそりと島の見回りしてるわけ』

「ふーん。あ、次はゲーセン行こうよ」