風雅はニコニコと笑った。
『そっかぁ〜紅葉は神であるオレに無礼だし、もうつまんないから神子も番も無かったことにしてよ〜これでオレもやっと天界帰れるね〜ありがとう、紅葉。永遠にバイバ〜イ。あははっ☆』
風雅は紅葉から背を向け手をヒラヒラさせながら帰ろうと一歩踏み出した時だ。
「……………んな!」
『ん?人間のクセに何か文句あるのかな?』
「……ふざけんなって言ったのよ!バカ風雅ァ!」
紅葉の目には光が戻り、泣いていた。
「…なにィィ!テメェェ逆らうんじゃねェェ!」
鵺が紅葉に攻撃をしかけようとした時、紅葉なりに鵺を強く睨みつけ思いっきり足蹴を喰らわせる。
「うるさいってんのよ!このバカー!!」
「ぐぁああっ!!」
鵺は紅葉の力に負け、砂浜とはいえ思いっきり頭がめり込む。
「イライラするわ!!」
頑丈な首輪を片手で壊す。
『紅葉!』
「風雅…風雅ァァァ!!!」
紅葉に駆け寄ろうとした風雅に対し紅葉は拳を強く握りぶっ飛ばした。
『痛い…愛がこもった拳だね♪』
「フンっ!」
嬉しそうにする風雅。驚く鵺の方をみて笑った。
『凄いだろ、オレの神子…番はさ。信じられない顔してるから教えてやるよ。紅葉にもね〜』
風雅は紅葉の肩を抱き懐に引き寄せた。
『お前は霊力にばっか目が眩んでたけど紅葉を神子にしたのは微力ながら神通力があったからだよ。人間の持つ神通力には能力があるんだ。…紅葉の神通力の力…それは"怪力”。』
「「は?」」
紅葉も鵺と同じ気持ちなのは不本意だが、本当に意味がわからない。
『霊力の高い紅葉はアヤカシから立ち向かう術として生まれた時から身につけていたみたいでね。オレの神通力に触れることで目覚めていったんだよ』
「風雅が私をからかって攻撃受けて喜んでいたのは変態だからじゃなくて…」
『うん☆』
『そっかぁ〜紅葉は神であるオレに無礼だし、もうつまんないから神子も番も無かったことにしてよ〜これでオレもやっと天界帰れるね〜ありがとう、紅葉。永遠にバイバ〜イ。あははっ☆』
風雅は紅葉から背を向け手をヒラヒラさせながら帰ろうと一歩踏み出した時だ。
「……………んな!」
『ん?人間のクセに何か文句あるのかな?』
「……ふざけんなって言ったのよ!バカ風雅ァ!」
紅葉の目には光が戻り、泣いていた。
「…なにィィ!テメェェ逆らうんじゃねェェ!」
鵺が紅葉に攻撃をしかけようとした時、紅葉なりに鵺を強く睨みつけ思いっきり足蹴を喰らわせる。
「うるさいってんのよ!このバカー!!」
「ぐぁああっ!!」
鵺は紅葉の力に負け、砂浜とはいえ思いっきり頭がめり込む。
「イライラするわ!!」
頑丈な首輪を片手で壊す。
『紅葉!』
「風雅…風雅ァァァ!!!」
紅葉に駆け寄ろうとした風雅に対し紅葉は拳を強く握りぶっ飛ばした。
『痛い…愛がこもった拳だね♪』
「フンっ!」
嬉しそうにする風雅。驚く鵺の方をみて笑った。
『凄いだろ、オレの神子…番はさ。信じられない顔してるから教えてやるよ。紅葉にもね〜』
風雅は紅葉の肩を抱き懐に引き寄せた。
『お前は霊力にばっか目が眩んでたけど紅葉を神子にしたのは微力ながら神通力があったからだよ。人間の持つ神通力には能力があるんだ。…紅葉の神通力の力…それは"怪力”。』
「「は?」」
紅葉も鵺と同じ気持ちなのは不本意だが、本当に意味がわからない。
『霊力の高い紅葉はアヤカシから立ち向かう術として生まれた時から身につけていたみたいでね。オレの神通力に触れることで目覚めていったんだよ』
「風雅が私をからかって攻撃受けて喜んでいたのは変態だからじゃなくて…」
『うん☆』