✱✱✱✱✱✱✱Side 風雅 ✱✱✱✱✱✱✱
風雅は外に飛び出すと紅葉のブレスレットの位置情報を探る。
『海の方角…動いている…』
「風雅様ぁ!!」
「覚えてませんか?私、生贄になった者です♪風雅様の体が忘れられなくて〜風雅様もですよね?」
「私、貴方になら血を吸われたいな〜」
猫なで声で現れたのは、紅葉が学校に登校中や栗拾いに参加していた成人女性たちだ。
『悪いけど取り込み中なんだ〜また今度…いや、もうこなくていいよ。紅葉に悪口言ったんだよね…』
風雅はイラッとしていた。
「また紅葉ですか〜」
「ホント目障り!まぁ…もう消えちゃいますけどお。あははっ♪」
『どういうことだ?』
ピクッと反応をした。
「アヤカシ界に連れてくんですよ〜」
「紅葉がアヤカシ界に行けば風雅様は連れ戻せないってアヤカシたちが言ってました!これで邪魔はいない。私が神子の代わりしますね」
『なるほどな…』
アヤカシの世界までは神の管轄外だ。
日本にアヤカシが現れ女性を攫った時は日本や人間に関わることだったので神がアヤカシに交渉し、アヤカシ側にも規制はあるがメリットがあるため受け入れた。
神は人間が住む世界でアヤカシが何かすれば罰を与えられる。
アヤカシの世界は行くのは禁忌の扱いになる。
(関係ないな…オレは紅葉を失うくらいなら禁忌だろうが破ってやるよ)
女性たちをギロッと睨みつけ風の力を使い、飛んでいく。
海の方まで飛ぶと黒い影があった。
『アヤカシ…死んでる…どういうことだ…』
急いで洞窟の方に向うと洞窟の出入り口付近で2つの人影がみえた。一方は間違いない。
『紅葉っ!!』
「もう来ちまったのかァ…ま、紅葉を手に入れたも同然だし構わねェ」
風雅は紅葉の違和感に気づく、気を失っているだけならわかる。…だが
紅葉の首に太くゴツゴツした首輪がかけられていた。
風雅は外に飛び出すと紅葉のブレスレットの位置情報を探る。
『海の方角…動いている…』
「風雅様ぁ!!」
「覚えてませんか?私、生贄になった者です♪風雅様の体が忘れられなくて〜風雅様もですよね?」
「私、貴方になら血を吸われたいな〜」
猫なで声で現れたのは、紅葉が学校に登校中や栗拾いに参加していた成人女性たちだ。
『悪いけど取り込み中なんだ〜また今度…いや、もうこなくていいよ。紅葉に悪口言ったんだよね…』
風雅はイラッとしていた。
「また紅葉ですか〜」
「ホント目障り!まぁ…もう消えちゃいますけどお。あははっ♪」
『どういうことだ?』
ピクッと反応をした。
「アヤカシ界に連れてくんですよ〜」
「紅葉がアヤカシ界に行けば風雅様は連れ戻せないってアヤカシたちが言ってました!これで邪魔はいない。私が神子の代わりしますね」
『なるほどな…』
アヤカシの世界までは神の管轄外だ。
日本にアヤカシが現れ女性を攫った時は日本や人間に関わることだったので神がアヤカシに交渉し、アヤカシ側にも規制はあるがメリットがあるため受け入れた。
神は人間が住む世界でアヤカシが何かすれば罰を与えられる。
アヤカシの世界は行くのは禁忌の扱いになる。
(関係ないな…オレは紅葉を失うくらいなら禁忌だろうが破ってやるよ)
女性たちをギロッと睨みつけ風の力を使い、飛んでいく。
海の方まで飛ぶと黒い影があった。
『アヤカシ…死んでる…どういうことだ…』
急いで洞窟の方に向うと洞窟の出入り口付近で2つの人影がみえた。一方は間違いない。
『紅葉っ!!』
「もう来ちまったのかァ…ま、紅葉を手に入れたも同然だし構わねェ」
風雅は紅葉の違和感に気づく、気を失っているだけならわかる。…だが
紅葉の首に太くゴツゴツした首輪がかけられていた。