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十六夜たちは住処の島に戻ると、ムクとミクが出迎えてくれる。
葵は屋根の上で様子を伺っている。

『こいつらを適当な部屋に案内してやれ』

「わぁーまたお客さんですぅ」
「お任せなの。こっちにくるなの〜」

『妖狐は少しすれば目覚める。話しを聞かせてもらうぞ』 
「は、はい」
光希は頭を下げ、ムクとミクに付いていった

「えっほーですぅ」
「ほいさ〜なの〜」
妖狐のアヤカシを2人で危なっかしいが運んでいく


「おかえりなさい、榛名様」
「ただいま、葵」

『榛名、茶を煎れてくれ』

「はい」

『それと…お前は俺様の番なんだから今日から俺様の部屋で過ごせ』

「……はい」
まだ番と言われ慣れていないので顔が赤くなる


「あらあら〜」
全てを察した葵