俺の前では、「男」の君でいろよ。
青春・恋愛
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月兎アリス/著
- 作品番号
- 1731776
- 最終更新
- 2024/08/20
- 総文字数
- 2,051
- ページ数
- 5ページ
- ステータス
- 未完結
- いいね数
- 0
「久しぶり、冬馬くん。“私”だよ」
そう笑う君の表情は、すごく悲しく見えた。
男のはずなのに、自分のことを「私」といい、女の格好をする。
自分のことを、男だと思っていたはずなのに。
どうしてそんな見た目なんだ?
「優希、何だその格好……」
「実は──」
世間一般では、お前は「女の子」だけど、
俺の前で「女の子」でいる必要はねえんだよ。
──君には、ありのままの自分でいてほしいんだ。
本当は男の女子アイドル歌手
榊優希(17)
×
優希に片想いの非リア充男子
如月冬馬(17)
一見TLでもいいんだよ。
人が誰を好きになるかなんて、自由でいいじゃないか!
そう笑う君の表情は、すごく悲しく見えた。
男のはずなのに、自分のことを「私」といい、女の格好をする。
自分のことを、男だと思っていたはずなのに。
どうしてそんな見た目なんだ?
「優希、何だその格好……」
「実は──」
世間一般では、お前は「女の子」だけど、
俺の前で「女の子」でいる必要はねえんだよ。
──君には、ありのままの自分でいてほしいんだ。
本当は男の女子アイドル歌手
榊優希(17)
×
優希に片想いの非リア充男子
如月冬馬(17)
一見TLでもいいんだよ。
人が誰を好きになるかなんて、自由でいいじゃないか!
- あらすじ
- 高二男子の如月冬馬は、母校の同窓会に連れてこられた。久しぶりの顔ぶれに懐かしい感情が込み上げる中、片隅にいる、見慣れぬ女を見かける。しかし彼女は男で、童顔の超美少年で校内で有名だった、榊優希だった。実は女としてアイドル活動をしており、男であることを隠し、女のような行動や言動を心掛けていたそうだ。実は優希は冬馬の初恋の相手。世間と自分の性別のズレに悩む優希に、冬馬は優しく寄り添い……?
目次
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