- 作品番号
- 1731731
- 最終更新
- 2024/08/20
- 総文字数
- 21,007
- ページ数
- 14ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 8
- ランクイン履歴
-
総合90位(2024/08/27)
青春・恋愛39位(2024/08/27)
第50回キャラクター短編小説コンテスト参加作品です。
*表紙画像はAIフリーイラスト絵師ヒゴロさんよりお借りしました。
*表紙画像はAIフリーイラスト絵師ヒゴロさんよりお借りしました。
- あらすじ
- 高校三年生の桐島透は、周囲から自分にだけ聞こえてくる「音」に頭を悩まされていた。
夏休みに母親に連れられて祖母の家に行くと、河原でハルカという少女に出会う。
彼女は三年前に同じ場所で出会った、サラサラという美しい音を持つ人物で、透の初恋相手だった。
三年前と同じように二人の時間を楽しむ透だったが、ハルカには秘密があった。
この作品の感想ノート
大切な思い出を巡る壮大な青春ドラマでした。
夏休みに刻まれた思い出って心の中に強く残っていますよね。
ドラマチックな出会いをして、次第に心許す関係になった透とハルカ。
離れた後もひと夏の思い出をずっと大切にしていた気持ちが伝わってきて少しジーンときました。
こういう青春って素直に羨ましいなと思いながら拝読していたのですが、終盤にはアッと驚く怒濤の展開に目が離せなくなりました。
再会のシーンにてまかろんK様のイラスト描写がありましたが、全部読み終えた後にイラストを見ると、笑っているヒロインの心情の裏側にはあんな切ない事情もあるんだよなぁと感慨深い気持ちになれました。
ヒロインの視点だと透はどんな風に映っていたのか、そして二人の今後はどんな未来を辿るのか、想像が膨らんで切なくも楽しい一作です。
素晴らしい作品をありがとうございました!
にぃさん
2024/08/27 01:25
拝読しました。
夏休みっていつも何か期待していたのですが私には思い出に残るような事はなかったかなと。
余計な音が聞こえる透はサラサラとした音の聞こえる病気療養中のハルカと出会い母の田舎での夏休みがとても素敵な思い出になっていて、3年後に又ハルカに会って水族館に行ったりして思い出を作るがーー
という物語ですが終盤はちよっとひねりもありあっという感じになるのですが、あの夏休みのワクワクした気持ちが思い出されて胸が熱くなりました
「音が大切な気持ちを教えてくれる」という祖母の言葉に感動しました。
rabendaさん
2024/08/21 09:51
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