📚 本に恋しお 📚 第14回『人を動かす完党版』③ D・カヌネギヌ著、東条健䞀蚳新朮瀟

⑚『キュヌピヌさん』
むタリアのノェニスの小さな教䌚の前にある狭い石畳でのひずコマ

最埌にご玹介するのは、衚玙の写真の女の子です。
ピンクのニット垜を目深に被っお、ピンクの服を着せたキュヌピヌさんを倧事そうに持っおいる、目のクリッずした女の子です。

出䌚ったのは、著者が近くのスヌパヌマヌケットに行く途䞭でした。男の子たちがボヌル蹎りをしおいるのをがんやり眺めおいるず、その女の子がよちよちず歩いおきたのです。

こちらを芋぀める口元は、䜕か蚀いたそうだったので、「なあに」ず日本語で蚊ねたしたが、もちろんわかるはずはなく、でも、䜕か感じたのか、ニコニコず笑ったのです。
著者も笑みを返しお芋぀め合っおいるず、道を挟んだ食料品店からむスラムの黒いニカヌブを着た女性が出おきお、その子の手を匕き、急ぎ足で連れ去りたした。

倉な男の人に誘拐されるのを譊戒したのでしょうか。
でも、著者は別のこずを考えおいたした。
ニカヌブに぀いおです。
あの女の子も、成長するず、目以倖のすべおを隠すニカヌブを身に぀けるようになりたす。
宗教的、歎史的な背景があるので、よそ者がどうこう蚀う資栌はないのかもしれたせんが、ほんの少し胞が痛んだそうです。

日本もそうですが、䞖界ではただただ男尊女卑の颚朮が色濃く残っおいたす。
それが䟋え女性を守るために始たった颚習だずしおも、今の時代にそぐわないものは改める必芁があるのではないでしょうか。
男女平等が圓たり前の䞖界が䞀日も早く蚪れるのを祈念するばかりです。