ご存じ、箱根駅伝。コースは10区間に分けられ、箱根の芦ノ湖をフィニッシュとする5区までを往路、折り返して東京まで戻ってくる6区~10区を2日目と表している。東京・大手町から神奈川・箱根町までを2日間かけて往復する往路107.5 キロ、復路109.6 キロ の217.1キロの駅伝大会。
現行のルールでは、参加20校にオープン参加の関東学生連合チームを加えた21チームで争われ、上位10校が次回大会の予選会が免除される『シード権』を手にする。
ルールを『箱根駅伝雑学』と共におさらいしておく。
襷の受け渡しは、中継線から進行方向20メートルの間。襷は必ず前走者と次走者の間で手渡さなければならない。『たすきをつなぐ』のは駅伝の根幹。
交差点では中心から右に出てはならない。
申請した選手以外の人が走るのは禁止。1925年の第6回大会では替え玉事件が起こった。
日本大学のランナーとして出場した選手は、実は大学に籍のない人。
普段は人力車を引いている彼は4人を抜く活躍をしましたが、抜くときに『アラヨッ!』と声を上げて学生ではないことが発覚したとかなんとか……。
更にこの事件は大問題になったがなぜか失格にはならず、本来走るはずだった選手の名前で公式記録が残っているらしい。
2011年の第87回大会では國學院大のアンカー寺田夏生選手が中継車を追ってしまいコースを逸脱。しかしその後コースに戻ってスパートをかけ、見事シード権内に入った。
彼が間違えた交差点は今では駅伝ファンから『寺田交差点』と呼ばれている。
繰り上げスタートは一般道を使用してレースを行なっていることから、長い時間交通規制はできないという事情で行われている。1位通過から一定時間が経過すると繰り上げスタートとなる、以下。
・往路
鶴見中継所:10分
戸塚中継所:10分
平塚中継所:15分
小田原中継所:15分
・復路の中継所(全て):20分
復路の最初の区間となる6区をスタートするときだけ、ルールが少し複雑になっている。
1位から10分以内の大学は、その時差に合わせてスタート
10分を超えた大学は1位のスタートから10分後に同時スタート。
中継所で繰上げとなった選手は大学の襷ではなく、大会本部が用意している黄色と白のストライプの襷をかけて走る。
この『繰り上げスタート』と『シード権争い』が優勝争いとは別の見どころでもある。
現行のルールでは、参加20校にオープン参加の関東学生連合チームを加えた21チームで争われ、上位10校が次回大会の予選会が免除される『シード権』を手にする。
ルールを『箱根駅伝雑学』と共におさらいしておく。
襷の受け渡しは、中継線から進行方向20メートルの間。襷は必ず前走者と次走者の間で手渡さなければならない。『たすきをつなぐ』のは駅伝の根幹。
交差点では中心から右に出てはならない。
申請した選手以外の人が走るのは禁止。1925年の第6回大会では替え玉事件が起こった。
日本大学のランナーとして出場した選手は、実は大学に籍のない人。
普段は人力車を引いている彼は4人を抜く活躍をしましたが、抜くときに『アラヨッ!』と声を上げて学生ではないことが発覚したとかなんとか……。
更にこの事件は大問題になったがなぜか失格にはならず、本来走るはずだった選手の名前で公式記録が残っているらしい。
2011年の第87回大会では國學院大のアンカー寺田夏生選手が中継車を追ってしまいコースを逸脱。しかしその後コースに戻ってスパートをかけ、見事シード権内に入った。
彼が間違えた交差点は今では駅伝ファンから『寺田交差点』と呼ばれている。
繰り上げスタートは一般道を使用してレースを行なっていることから、長い時間交通規制はできないという事情で行われている。1位通過から一定時間が経過すると繰り上げスタートとなる、以下。
・往路
鶴見中継所:10分
戸塚中継所:10分
平塚中継所:15分
小田原中継所:15分
・復路の中継所(全て):20分
復路の最初の区間となる6区をスタートするときだけ、ルールが少し複雑になっている。
1位から10分以内の大学は、その時差に合わせてスタート
10分を超えた大学は1位のスタートから10分後に同時スタート。
中継所で繰上げとなった選手は大学の襷ではなく、大会本部が用意している黄色と白のストライプの襷をかけて走る。
この『繰り上げスタート』と『シード権争い』が優勝争いとは別の見どころでもある。