・物語の世界観
中世ヨーロッパ風の街並みや服装。
王都を中心に栄え、地方にいくほどのどかな田園風景や木々が生い茂る森が広がっている。
自国の領土を広げて、より豊かな国を築いていくために国同士の争いが絶えない。
バルス国の王様は魔法使いが召喚した神獣(国の平和と安泰)と共に国を治めるという風習がある。
次期王様である王子が成人の儀を終えた10年後に霊獣召喚の儀が行われる。
※成人の儀
17歳を迎える年に行われる儀式であり、一人前の大人として認め、政治に参加することが出来るようになる。
※神獸召喚の儀
現王様と次期王様、大臣達の目の前で魔法使い1人ずつ順番に次期王様に相応しい神獣を召喚していき、神獸を決めるという儀式。
この儀式の中で最も珍しく優れた神獸を召喚した魔法使いは栄誉と地位が与えられる。
男性の場合は特別な階級が与えられ、国の政治にも深く関われるばかりか裕福な生活も保障される。
女性の場合は次期王妃として丁重に扱われる。
栄誉と地位、次期王様の妃になろうと男女共に必死。
汚い手を使ってでもライバルを蹴落とそうとする者が後を絶たない。
このことは王宮にバレないようにひっそりと行われるためよっぽどのことがない限り王宮にはバレていない。
もし、王宮内にバレた場合は国外追放または処刑を命じられる(厳しい処罰が待っている)
・主要登場人物のキャラクター紹介
リリア 20歳
銀髪の髪の毛。
二重の秘色の瞳。小さな鼻と口。
丸顔のやや童顔で華奢な体。
元気で明るい、前向きな性格の女の子。
いざという時に緊張して、思いの外上手く魔法使いとしての力を発揮出来ないので、出来損ないと周りから思われている。
ただ、自分が持ち得る能力値があまりにも高すぎるために上手く制御出来ずにいるだけ……と、いうことを本人も周りの人達もほとんど気づいていない……。
その中で1人ージェラルドだけがリリアの能力に気づく。
父1人、子1人と貧しいながらも慎ましく暮らしていたリリアは父に少しでも楽をさせたくて、神獣召喚の儀に参加する前に父親が流行り病で亡くなってしまう。
ダン 42歳
リリアの父親。
濃い茶色の髪の毛。
やや肉付きのよいガッチリとした体型。
若い頃、足に怪我をして障害があり、足を引きずりながら歩く。
リリアの心の支えであり、良き理解者。
魔法が上手く使えず落ち込むリリアをいつも優しく励ます。
前向きで明るい性格で豪快に笑う。
現王様に仕えていた元兵士で今は武器を取り扱うお店の店主。
男手1つでリリアを育て上げるも、リリアが神獸召喚の儀を受ける数カ月前に流行り病で亡くなる。
リリアーナ(没年20歳)
リリアの母親。
銀髪の髪の毛に緋色の瞳。
白い肌で華奢な体。
優れた魔法使いで次期王様の妃候補にあがるも生まれつき心臓に障害があり身体が病弱なため、神獸召喚の儀に参加することは叶わなかった。
その代わりに魔法使いの腕と薬学に優れていたので、王都内で医女として働きながら、貧しい人々の怪我や病気の治療も積極的に行っていた(功績が認められる)
リリアを出産すると同時に亡くなる。
神獸
バルス国において神獸は国の平和、安泰をもたらすとされ、古より王様と共に国を守り、治め続けている。
他国も神獸のことを祀り崇める風習がある。
ピピ
リリアが召喚した神獣。
見た目が黄色くひよこ(幼獣)だったために不死鳥(成獣)だと分かってもらえなかった。
人語を喋る。
魂を守り、時に復活させる力を持つ。
役目を終えた神獣は消え去るが、リリアが召喚した神獣ピピは消え去ることなく、ずっとリリアの傍にいて話し相手になったり、ピンチを救ったりする。
ユリオス 27歳
バルス国の次期王様。
金髪、金色の瞳を持つ美青年。
いつもニコニコ笑っているが、裏では残虐非道。
バルス国を大きくするための野心を抱き、常に他国の隙を伺っている。
リリアが召喚した霊獣が『不死鳥』と、知るとリリアに命じた『国外追放』を撤回し、妃として迎え入れようと考え、行動を起こす。
カトリーナ 24歳
バルス国の次期王様の妃に選ばれた女性。
金髪に翠玉の瞳。
容姿端麗。
魔法使いの能力に非常に優れている。
野心家で高飛車な性格(次期王様の前ではしおらしくしている)
リリアをバルス国に連れ戻すどころか、妃として迎え入れることを知り、それを阻止しようとリリアの暗殺を目論むも失敗に終わり、挙句の果てに『国外追放』を言い渡されてしまう……。
そのことでさらにリリアに憎悪を抱き、フィガル国を滅ぼそうとダンデと結託するも失敗に終わり、リリアの前から姿をくらます(詳細不明となる)
ジェラルド 25歳
フィガル国の次期王様。
漆黒の髪の毛に鋭い一重の瞳。
細身の長身だが、筋肉質で武芸に長けている。
感情をあまり表に出さないタイプで、近寄りがたい雰囲気から誤解されがち。
先の戦(初陣)で4歳年上の兄を手にかけたという『兄殺しの弟』の噂のせいでさらに周りの人達から恐れられている。(自分が生き残るためには手段を選ばない卑劣なヤツだと思われている)
真実は……生れつき身体が弱く、この先幾ばくもない自分(ジェイン)が生き残るより、身体が丈夫で武芸に長けた弟が生き残るべきだと考え、弟を庇って戦死するが、その時、偶然近くにいた兵士の目には弟が兄を殺しているように見えたために『兄殺しの弟』という嘘の噂が広がってしまったのだった(本人は弁解せず)
他者の能力値を視ること出来るので、リリアの能力を見抜き、自国へと招くと共にだんだんとリリアに惹かれていく(溺愛)
ジェイン(没年19歳)
フィガル王国の次期王様とされていた人。
薄灰色の髪の毛と瞳。
白い肌で病弱。
心優しき弟(ジェラルド)思いの兄で部下にも望まれ、微笑みの絶えない青年。
他国との戦の際、弟を守るために命を落とす。
ルイス 29歳
ジェラルドの側近。
薄茶色の髪の毛に瞳。
中肉中背の男性で剣の使い手。
柔らかな物腰の
小さい頃からジェラルドに仕え、ジェラルドの良き理解者でもある。
温和な性格で滅多と怒ることはない。
ジェラルド命なので、自分の命を捧げてもよいと思うくらいいつもジェラルドの身を案じている。
ダンテ 38歳
ジェインの側近であり、次期王様になることを夢見ていたが、戦によりジェインが戦死してからというものジェラルドを恨むようになると同時にフィガル国の滅亡を企む。
企みがばれて自害する。
焦げ茶色の髪の毛と瞳。
剣の達人であり、引き締まった肢体。
ジェインが亡くなってからは職を解かれるも、剣の腕を見込まれて兵士の育成を任されるようになる。
戦でも功績を挙げ続けている。
中世ヨーロッパ風の街並みや服装。
王都を中心に栄え、地方にいくほどのどかな田園風景や木々が生い茂る森が広がっている。
自国の領土を広げて、より豊かな国を築いていくために国同士の争いが絶えない。
バルス国の王様は魔法使いが召喚した神獣(国の平和と安泰)と共に国を治めるという風習がある。
次期王様である王子が成人の儀を終えた10年後に霊獣召喚の儀が行われる。
※成人の儀
17歳を迎える年に行われる儀式であり、一人前の大人として認め、政治に参加することが出来るようになる。
※神獸召喚の儀
現王様と次期王様、大臣達の目の前で魔法使い1人ずつ順番に次期王様に相応しい神獣を召喚していき、神獸を決めるという儀式。
この儀式の中で最も珍しく優れた神獸を召喚した魔法使いは栄誉と地位が与えられる。
男性の場合は特別な階級が与えられ、国の政治にも深く関われるばかりか裕福な生活も保障される。
女性の場合は次期王妃として丁重に扱われる。
栄誉と地位、次期王様の妃になろうと男女共に必死。
汚い手を使ってでもライバルを蹴落とそうとする者が後を絶たない。
このことは王宮にバレないようにひっそりと行われるためよっぽどのことがない限り王宮にはバレていない。
もし、王宮内にバレた場合は国外追放または処刑を命じられる(厳しい処罰が待っている)
・主要登場人物のキャラクター紹介
リリア 20歳
銀髪の髪の毛。
二重の秘色の瞳。小さな鼻と口。
丸顔のやや童顔で華奢な体。
元気で明るい、前向きな性格の女の子。
いざという時に緊張して、思いの外上手く魔法使いとしての力を発揮出来ないので、出来損ないと周りから思われている。
ただ、自分が持ち得る能力値があまりにも高すぎるために上手く制御出来ずにいるだけ……と、いうことを本人も周りの人達もほとんど気づいていない……。
その中で1人ージェラルドだけがリリアの能力に気づく。
父1人、子1人と貧しいながらも慎ましく暮らしていたリリアは父に少しでも楽をさせたくて、神獣召喚の儀に参加する前に父親が流行り病で亡くなってしまう。
ダン 42歳
リリアの父親。
濃い茶色の髪の毛。
やや肉付きのよいガッチリとした体型。
若い頃、足に怪我をして障害があり、足を引きずりながら歩く。
リリアの心の支えであり、良き理解者。
魔法が上手く使えず落ち込むリリアをいつも優しく励ます。
前向きで明るい性格で豪快に笑う。
現王様に仕えていた元兵士で今は武器を取り扱うお店の店主。
男手1つでリリアを育て上げるも、リリアが神獸召喚の儀を受ける数カ月前に流行り病で亡くなる。
リリアーナ(没年20歳)
リリアの母親。
銀髪の髪の毛に緋色の瞳。
白い肌で華奢な体。
優れた魔法使いで次期王様の妃候補にあがるも生まれつき心臓に障害があり身体が病弱なため、神獸召喚の儀に参加することは叶わなかった。
その代わりに魔法使いの腕と薬学に優れていたので、王都内で医女として働きながら、貧しい人々の怪我や病気の治療も積極的に行っていた(功績が認められる)
リリアを出産すると同時に亡くなる。
神獸
バルス国において神獸は国の平和、安泰をもたらすとされ、古より王様と共に国を守り、治め続けている。
他国も神獸のことを祀り崇める風習がある。
ピピ
リリアが召喚した神獣。
見た目が黄色くひよこ(幼獣)だったために不死鳥(成獣)だと分かってもらえなかった。
人語を喋る。
魂を守り、時に復活させる力を持つ。
役目を終えた神獣は消え去るが、リリアが召喚した神獣ピピは消え去ることなく、ずっとリリアの傍にいて話し相手になったり、ピンチを救ったりする。
ユリオス 27歳
バルス国の次期王様。
金髪、金色の瞳を持つ美青年。
いつもニコニコ笑っているが、裏では残虐非道。
バルス国を大きくするための野心を抱き、常に他国の隙を伺っている。
リリアが召喚した霊獣が『不死鳥』と、知るとリリアに命じた『国外追放』を撤回し、妃として迎え入れようと考え、行動を起こす。
カトリーナ 24歳
バルス国の次期王様の妃に選ばれた女性。
金髪に翠玉の瞳。
容姿端麗。
魔法使いの能力に非常に優れている。
野心家で高飛車な性格(次期王様の前ではしおらしくしている)
リリアをバルス国に連れ戻すどころか、妃として迎え入れることを知り、それを阻止しようとリリアの暗殺を目論むも失敗に終わり、挙句の果てに『国外追放』を言い渡されてしまう……。
そのことでさらにリリアに憎悪を抱き、フィガル国を滅ぼそうとダンデと結託するも失敗に終わり、リリアの前から姿をくらます(詳細不明となる)
ジェラルド 25歳
フィガル国の次期王様。
漆黒の髪の毛に鋭い一重の瞳。
細身の長身だが、筋肉質で武芸に長けている。
感情をあまり表に出さないタイプで、近寄りがたい雰囲気から誤解されがち。
先の戦(初陣)で4歳年上の兄を手にかけたという『兄殺しの弟』の噂のせいでさらに周りの人達から恐れられている。(自分が生き残るためには手段を選ばない卑劣なヤツだと思われている)
真実は……生れつき身体が弱く、この先幾ばくもない自分(ジェイン)が生き残るより、身体が丈夫で武芸に長けた弟が生き残るべきだと考え、弟を庇って戦死するが、その時、偶然近くにいた兵士の目には弟が兄を殺しているように見えたために『兄殺しの弟』という嘘の噂が広がってしまったのだった(本人は弁解せず)
他者の能力値を視ること出来るので、リリアの能力を見抜き、自国へと招くと共にだんだんとリリアに惹かれていく(溺愛)
ジェイン(没年19歳)
フィガル王国の次期王様とされていた人。
薄灰色の髪の毛と瞳。
白い肌で病弱。
心優しき弟(ジェラルド)思いの兄で部下にも望まれ、微笑みの絶えない青年。
他国との戦の際、弟を守るために命を落とす。
ルイス 29歳
ジェラルドの側近。
薄茶色の髪の毛に瞳。
中肉中背の男性で剣の使い手。
柔らかな物腰の
小さい頃からジェラルドに仕え、ジェラルドの良き理解者でもある。
温和な性格で滅多と怒ることはない。
ジェラルド命なので、自分の命を捧げてもよいと思うくらいいつもジェラルドの身を案じている。
ダンテ 38歳
ジェインの側近であり、次期王様になることを夢見ていたが、戦によりジェインが戦死してからというものジェラルドを恨むようになると同時にフィガル国の滅亡を企む。
企みがばれて自害する。
焦げ茶色の髪の毛と瞳。
剣の達人であり、引き締まった肢体。
ジェインが亡くなってからは職を解かれるも、剣の腕を見込まれて兵士の育成を任されるようになる。
戦でも功績を挙げ続けている。