こちらも第49回キャラクター短編コンテスト『ワンナイト・ラブストーリー』応募用のうちの一作。
『ナイト・フィクション』でかなり満足していたので二作で終わろうと思っていたのですが、テーマが好きすぎるせいか我慢できませんでした。
結論から書くと、ありがたいことにこちらの作品が
「最優秀賞」&「冬野夜空賞」をW受賞しました。
400作近く応募があったので信じられないです。(審査時おそらく395作)
書籍化も検討されるコンテストなので、良い続報があると良いなあ……
(追記:短編集として2024.12に発売決定しました)
コンテストの推奨が1万字以下。
『ナイト・フィクション』がかなりの自信作だったので、これを書くときには良い感じに肩の力が抜けていて、短い中に出会いから別れの一夜までの数か月をつめ込むという無謀なものに挑戦できました。
私の好きな距離感の男女、好きな会話のテンポで、ねじまきねずみ節全開です。
深夜のドアガチャガチャは私自身がやられたことがあり…ひたすら恐怖だったので、ヒロインは罪深いです。真下くんの懐が深い。
はじめはドアガチャガチャきっかけに隣人の家に上がって一夜を明かすという、防犯意識も倫理観もヤバい話を考えていましたが「さすがに人としてヤバい」とセルフツッコミを入れてやめました。
珍しくほぼ理由なくインスピレーションだけで名前をつけました。
真下くんの名字だけは「お隣なのに真下くん」と言わせたい名前だったのに、文字数パツパツで入らず。
二人が住んでいるメゾンNNは、メゾンねじまきねずみです。
タイトルは「名前のない関係」にしようと思っていたところ、同名の小説があったのでやめて、うーん……微妙……と思いながらつけたのがこのタイトルだったのですが、頭とお尻で「こ」「い」になっていたので、一気にお気に入りのタイトルになりました。
コンテスト応募〆切直後に、とても心を揺さぶられる応募作に出会い、その作者さんのファンになるとともに
「うわ〜自分が出したもの全部引っ込めたい…」と思っていました。
受賞したからといって、その方の表現力には一生敵わないと思います。が、コンテストの選考基準はそこだけじゃないんだと思うので、引っ込めなくて良かったです。
(技術、斬新さ、華、流行、その時の出版社の思惑…とか、色々ありますよね)
結果発表のページで、編集部の方と冬野先生から丁寧で優しい講評をいただき、作品の格を一段上げていただいた気がします。
そこを書くのが好きなんです! というところを褒めていただけて、恐縮ながらも本当にうれしいです。
2023年末から文章を書くのが辛くなって、ずっと自分らしい、自分が書きたいと思える文章のリハビリをしているような状態でした。
最も自分らしさが出ている作品に素敵な講評をいただけ、書いて良かったと思えました。
『ナイト・フィクション』でかなり満足していたので二作で終わろうと思っていたのですが、テーマが好きすぎるせいか我慢できませんでした。
結論から書くと、ありがたいことにこちらの作品が
「最優秀賞」&「冬野夜空賞」をW受賞しました。
400作近く応募があったので信じられないです。(審査時おそらく395作)
書籍化も検討されるコンテストなので、良い続報があると良いなあ……
(追記:短編集として2024.12に発売決定しました)
コンテストの推奨が1万字以下。
『ナイト・フィクション』がかなりの自信作だったので、これを書くときには良い感じに肩の力が抜けていて、短い中に出会いから別れの一夜までの数か月をつめ込むという無謀なものに挑戦できました。
私の好きな距離感の男女、好きな会話のテンポで、ねじまきねずみ節全開です。
深夜のドアガチャガチャは私自身がやられたことがあり…ひたすら恐怖だったので、ヒロインは罪深いです。真下くんの懐が深い。
はじめはドアガチャガチャきっかけに隣人の家に上がって一夜を明かすという、防犯意識も倫理観もヤバい話を考えていましたが「さすがに人としてヤバい」とセルフツッコミを入れてやめました。
珍しくほぼ理由なくインスピレーションだけで名前をつけました。
真下くんの名字だけは「お隣なのに真下くん」と言わせたい名前だったのに、文字数パツパツで入らず。
二人が住んでいるメゾンNNは、メゾンねじまきねずみです。
タイトルは「名前のない関係」にしようと思っていたところ、同名の小説があったのでやめて、うーん……微妙……と思いながらつけたのがこのタイトルだったのですが、頭とお尻で「こ」「い」になっていたので、一気にお気に入りのタイトルになりました。
コンテスト応募〆切直後に、とても心を揺さぶられる応募作に出会い、その作者さんのファンになるとともに
「うわ〜自分が出したもの全部引っ込めたい…」と思っていました。
受賞したからといって、その方の表現力には一生敵わないと思います。が、コンテストの選考基準はそこだけじゃないんだと思うので、引っ込めなくて良かったです。
(技術、斬新さ、華、流行、その時の出版社の思惑…とか、色々ありますよね)
結果発表のページで、編集部の方と冬野先生から丁寧で優しい講評をいただき、作品の格を一段上げていただいた気がします。
そこを書くのが好きなんです! というところを褒めていただけて、恐縮ながらも本当にうれしいです。
2023年末から文章を書くのが辛くなって、ずっと自分らしい、自分が書きたいと思える文章のリハビリをしているような状態でした。
最も自分らしさが出ている作品に素敵な講評をいただけ、書いて良かったと思えました。