- 作品番号
- 1726796
- 最終更新
- 2024/06/21
- 総文字数
- 10,000
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 46
- ランクイン履歴
-
総合2位(2024/08/03)
青春・恋愛1位(2024/08/02)
『第49回キャラクター短編コンテスト』にて
最優秀賞&冬野夜空賞をいただきました
◇
お互いの名前と住所は知っているけど
連絡先は知らない
毎日のように顔を合わせるけど
タイミングと気分が合わなければ
ベランダで乾杯することもない
この関係は何だろう
なんとも名付けにくい不思議な関係性
◇
木崎 心
きさき こころ
25歳・会社員
真下 仁
ました じん
21歳・大学生
◇
ベランダの仕切り板越しに乾杯する関係
この関係に、名前は必要?
◇
この作品の感想ノート
ねずみさん!
遅ればせながら、ワンナイトラブストーリーのW受賞おめでとうございます!
イマサラ感満載で本当に申し訳ないのですが、お祝いするタイミングを逃してしまい、こちらで失礼します。
「この関係には名前がない」
とても爽やかに、ときに切なく、そして終わってしまうのが名残惜しくも読ませていただきました。
真下くんの大人だけど、子どもな危うさもさることながら、心ちゃんの流されない芯の強さが素敵でした。
「怒られなかったのは、普段の木崎さんがちゃんと仕事してるからだと思いますよ。過去の自分が貯めておいてくれた財産なんだから、受け取ればいいんですよ」
過去の自分が貯めておいて「くれた」財産。
このセリフに真下くんの人となりが見て取れて、胸を撃ち抜かれました。
もうね、もうね、こんな性格もイケメンな彼に迫られたら止められないですよね(ぉぃ)
二人の距離が近づくにつれて増していく切なさもたまりません~。
講評にもありましたが、本当にいろんな要素がぎゅっと詰まっていて、だけどしつこくない、その配合が絶妙で読後感が素晴らしかったです。
これぞスターツカラーな爽やかなワンナイトラブストーリーだと感じました!
改めて、この度は本当におめでとうございます!
ねずみさん✨拝読させていただきました。
タイトルの通り、まさに〝名前のない関係〟の二人。なのに、どんどんと縮まっていく距離に、少しずつ何か惹かれてゆく気持ちは切なく、この二人は出会うタイミングが少し違ったら違う運命を辿っていたのかな、なんて考えたりしました。
名前のない関係のまま、終りたい。ぐっと堪えたヒロインの気持ちが、痛いほど切なかったです。
どこかにありそうな、恋にしちゃいけない、恋かもしれない話。とても面白かったです。
この度はW受賞、本当におめでとうございます!
初めまして、ねずみさん😊
作品を拝読させて頂きました!
まず最初に感じたのがオシャレなお話&文体だなぁ✨ということ。
そしてこの短い物語の中でふたりのキャラが明確に描かれていて、映像を観ているみたいに状況が目の前に広がるのがすごいなぁと思いました。
何よりヒーローの仁くんがカッコいい!
これは心さんじゃなくても惚れちゃいますよ😁
リアルにありそうで夢のようなお話にキュンキュンしました。
この度は最優秀賞おめでとうございました!
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