この場所はいつも空が曇っていて何か怖いものでも出てきそうなそんな雰囲気を感じる場所であった。

　ここは、冥界の入り口の近くにはある建物があり、この特徴的な海外の城を思わせるような建物の中の扉を開けると、お伽噺に出てくる王様が座るような立派な椅子に座っている釜を持った骸骨の銅像が出迎えてくれます。

　この建物はというと死神たちが設立したメイカイドウという名前の建物である。

　この建物は何をする建物かというと死神が死者を死後の国に送る手伝いをするために創られたものなのである。

　この建物には、大きく四つの部署があるのだか、人手が回らず新しく出来た五つ目のその部署は誰もが行きたがらない部署は他の部署よりも小さい部屋でありそれに加えて建物の入り口から一番遠い奥の場所にあるその部署は正式な名前は第五部という名前なのだか別名『真夜中の管理者』と呼ばれる部署があった。

　この部署には、十名ほどの死神がおり、この部署ですることというのは、この世に残った魂を送り出す仕事である。　

　それならば他の部署でも出来ることであるがこの部署ですることは、そんなに簡単に終わらないのである。

　大体の人間は、一度死神が迎えに行けば一緒に来てくれるのだがこの部署では四十九日を過ぎても一緒に来てくれない。

　つまり、この世に長い間残っている死者(人間)を相手にする部署なのである。

　そして未練を残した人の未練を解決してどうにかして送らなければならないということである。

　要するに面倒なことを押しつけられた部署なのである。

　そしてこの部署で活動しているのは死神ばかりではないのである。

　今から話すことは、私佐々木ひなのが体験した夢みたいな出来事である。