写真は、風景だけで言葉を伝える、言わば手紙だ。




そこにある喜怒哀楽、抽象概念、心理描写……




それらは全て、言葉になる。




誰かに寄り添い、突き放し、包み込む。




見る立場の心を痛いくらい締め付けて離さない。




かつて見たそんな写真を、“俺”は追い求めている。